バイナリーオプション投資相場週報【2020年12月第1週】

バイナリーオプションの先週(2020年11月30日~12月4日)の相場の振り返りと、今週(2020年12月7日~12月11日)の相場と経済指標の見通しを発表致します。”

ぜひ、今週のバイナリーオプション攻略の参考にしてください。


先週の振り返り(2020年11月30日~12月4日)

先週(2020年11月30日~12月4日)のバイナリーオプション相場と経済指標の振り返りです。

投資を振り返る画像

ドル円相場

ドル円相場は、週の前半は上昇相場で最高値104.750円をつけました。後半に入ると下落して最安値103.671円をつけ、その後は反発して104.197円をつけて越週となりました。

上昇要因としては新型コロナウイルスのワクチン開発が進んでいることが背景にあります。
一方、下落要因としては米国の雇用統計など主要な経済指標の結果が悪かったことが挙げられます。

ユーロドル相場

ユーロドル相場は概ねユーロ高ドル安で、最安値1.192380ドル、最高値1.217710ドをつけ、1.217710ドルで週末を迎えています。

週の初めは欧州圏での新型コロナウイルス感染者数の増大といったリスク要因のために下落したのですが、米国のファイザー社が開発しているワクチンがイギリス政府で承認されるなどの買い材料があり、基本的には上昇相場となりました。

ユーロ円相場

ユーロ円相場も概ねユーロ高円安で、最安値124.305円、最高値126.679円をつけました。

少し反発して126.213円で週末を迎えています。ユーロドル相場と同様、ファイザー社のワクチンがイギリス政府で承認され、安堵感のためにポンドが買われてユーロも買われたことが上昇要因として挙げられます。

経済指標

先週発表された経済指標の振り返りです。

【欧州】11月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比]

前回は-0.3%、今回予想は-0.2%、結果は-0.3%と予想を下回りました。少しではありますが予想を下回ったため、ユーロ売りの材料になりました。

【米国】11月 ISM製造業景況指数

前回は59.3、今回予想は57.9、結果は57.5と予想を下回りました。予想を下回る結果となったため、ドル売りの材料になりました。

【米国】11月 ADP雇用統計 [前月比]

前回は36.5万人、今回予想は43.0万人、結果は30.7万人と予想を下回りました。予想を裏切り米国経済への懸念が広がったため、ドルが売られる材料になりました。

【米国】11月 失業率

前回は6.9%、今回予想は6.8%、結果は6.7%と予想を上回る良い結果になりました。ポジティブなのでドル買いの材料になると考えられましたが、雇用者数変化のマイナス要因が大きく、全体的にはドルが売られる結果となりました。

【米国】11月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]

前回は63.8万人、今回予想は46.9万人、結果は24.5万人と予想を下回りました。ADP雇用統計と同様に予想を下回る結果となり、ドルが売られる材料になりました。

【米国】11月 平均時給 [前月比]

前回は0.1%、今回予想は0.1%、結果は0.3%と予想を上回りました。相場への目立った影響は見えにくかったですが、経済が回復していることを示す結果となりました。

今週の見通し(2020年12月7日~12月11日)

今週(2020年12月7日~12月11日)のバイナリーオプションの相場の見通しです。

投資の予測の画像

ドル円相場

引き続き、新型コロナウイルス感染拡大状況とワクチン開発・承認の報道に翻弄される相場となりそうです。

ただし、最近は「ワクチン開発ができても、世界中に十分な量を供給するにはかなりの時間がかかる」という見方も主流になってきています。
そのため、ワクチン開発の報道による相場の変動は徐々に落ち着いていく可能性があります。

ユーロドル相場

ユーロドル相場も、主なリスクは新型コロナウイルス感染拡大となります。
特に欧州ではロックダウンが行われているため、長期化に伴う経済への影響が心配されます。

その他、英国のEU離脱に伴う通商交渉の難航もリスクとなり、ファンダメンタルズ的にはユーロは買われにくいと考えられます。

ユーロ円相場

ユーロ円相場も、主なリスクは新型コロナウイルス感染拡大で、欧州のロックダウンの長期化が大きなリスクになります。

基本的には安全資産とされる円の方が買われやすいと考えられますが、ワクチン承認などポジティブな報道があればリスクオンムードが高まってユーロが買われる可能性もあります。

今週の重要経済指標(2020年12月7日~12月11日)

今週(2020年12月7日~12月11日)のバイナリーオプション取引における重要な経済指標です。
チェックリストの画像

※以下、発表日時はすべて日本時間です。

【日本】7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比]

発表日時:12/8 08:50
前回は5.0%、今回予想も5.0%です。改定値で大きく数値が変動することは稀ですが、油断せず、発表時刻をまたぐ取引はしないように気を付けましょう。

【欧州】7-9月期 四半期域内総生産(GDP、確定値) [前期比]

発表日時:12/8 19:00
前回は12.6%、今回予想も12.6%です。確定値で大きく数値が動くことは稀ではありますが、可能性が無いわけではありません。結果の発表時刻をまたぐ取引はしないように気を付けましょう。

【欧州】欧州中央銀行(ECB)政策金利

発表日時:12/10 21:45
前回は0.00%、今回予想も0.00%です。政策金利は変動しないと考えられますが、その後のECB総裁の発言で今後の金融政策がほのめかされれば、相場にも影響する可能性があります。

【米国】11月 消費者物価指数(CPI) [前月比]

発表日時:12/10 22:30
前回は0.0%、今回予想は0.1%です。消費者物価指数はインフレ状況を表す指数のため、相場にも大きく影響します。予想を上回る結果になれば、ドルが買われると考えられます。

【米国】11月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]

発表日時:12/10 22:30
前回は0.0%、今回予想は0.1%です。コア指数も注目度が高い指標で、予想を上回ればドルが買われると考えられます。

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