バイナリーオプション投資相場週報【2020年12月第2週】
バイナリーオプションの先週(2020年12月7日~12月11日)の相場の振り返りと、今週(2020年12月14日~12月18日)の相場と経済指標の見通しを発表致します。”
ぜひ、今週のバイナリーオプション攻略の参考にしてください。
先週の振り返り(2020年12月7日~12月11日)
先週(2020年12月7日~12月11日)のバイナリーオプション相場と経済指標の振り返りです。
ドル円相場
ドル円相場は週の前半はドル高円安傾向でしたが、木曜日に最高値104.578円をつけると大きく下落し、最安値103.824円をつけました。少し反発して104.021円で週末を迎えています。
買い材料としては米国の長期金利の上昇や欧州株の下落が挙げられます。売り材料としては新型コロナウイルスの感染拡大や米中対立の再燃などが挙げられます。
ユーロドル相場
ユーロドル相場は概ねヨコヨコで、最安値1.205830ドルと最高値1.216630ドルの間を推移していました。
1.211420ドルをつけて週末を迎えています。
売り材料としては英国とEUの通商交渉が難航するリスクや新型コロナウイルス感染拡大が挙げられます。
ECB理事会を控えて買い控えがありましたが、内容が概ね市場の予想の範囲内だったため、やや安心感が広がってユーロが買い戻される動きがありました。
ユーロ円相場
ユーロ円相場は方向感が無く、最安値125.781円と最高値126.739円の間を推移していました。
126.013円で週末を迎えています。ファンダメンタルズ的には新型コロナウイルス感染拡大などリスクが大きく買い控えムードがありましたが、ECB理事会で決定されたパンデミック緊急購入プログラムなどが概ね市場の予想の範囲内であったことから、ユーロが買い戻されました。
経済指標
先週発表された経済指標の振り返りです。
【日本】7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比]
前回は5.0%、今回予想は5.0%、結果は5.3%と予想を上回りました。予想を上回る結果となったため、市場にリスクオンムードが広がりました。
【日本】7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [年率換算]
前回は21.4%、今回予想は21.5%、結果は22.9%と予想を上回りました。こちらも予想を上回り、市場にリスクオンムードが広がりました。
【欧州】7-9月期 四半期域内総生産(GDP、確定値) [前期比]
前回は12.6%、今回予想は12.6%、結果は12.5%と予想を下回りました。欧州のGDPは予想を下回り、ユーロ売りの材料となりました。
【欧州】ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
ECB理事会では政策金は0.00%で据え置きとなったものの、パンデミック緊急購入プログラムなどに進展がありました。概ね市場の予想どおりの内容であったことから、買い控えられていたユーロが買い戻されました。
【米国】11月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
前回は0.0%、今回予想は0.1%、結果は0.2%と予想を上回りました。予想を上回ったため、ドル買いの材料になりました。
今週の見通し(2020年12月14日~12月18日)
今週(2020年12月14日~12月18日)のバイナリーオプションの相場の見通しです。
ドル円相場
今週も新型コロナウイルス感染拡大が主なリスクになると考えられます。
ワクチン開発や接種が進んでいますが、すぐに脅威が無くなるわけではない、という慎重な見方が優勢なためです。
ファンダメンタルズ的には、ドル安円高になる可能性が高いと考えられます。
また、年末に向けてポジションを調整する動きが入ると考えられるため、買い控えによって値上がりしにくい相場になる可能性があります。
ユーロドル相場
ユーロドル相場も引き続き新型コロナウイルス感染拡大が主なリスクになると考えられます。
その他、英国のEU離脱にともなう通商交渉の行方や米中対立の再燃などもリスクとして考えられます。引き続き方向感の見出しにくい相場になる可能性が高いでしょう。
ユーロ円相場
ユーロ円相場も、新型コロナウイルス感染拡大やロックダウンの長期化が主なリスクになるでしょう。
新型コロナのワクチンは英国で接種が進んでおり、もし副作用などネガティブな要因が出た場合、リスク回避のためにユーロが売られて円が買われると考えられます。
順調に接種が進めば、ユーロ買いの材料になる可能性があります。
また、英国とEUの通商交渉が難航するリスクなども残っています。
今週の重要経済指標(2020年12月14日~12月18日)
今週(2020年12月14日~12月18日)のバイナリーオプション取引における重要な経済指標です。
※以下、発表日時はすべて日本時間です。
【日本】10-12月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
発表日時:12/14 08:50
前回は-27、今回予想は-15です。企業が景気をどう感じているかを調査したもので、若干の改善が予想されています。予想を上回れば買い材料になる可能性がありますが、下回ればリスク回避ムードが広がると考えられます。
【米国】11月 小売売上高 [前月比]
発表日時:12/16 22:30
前回は0.3%、今回予想も0.3%です。予想を上回る結果が出た場合、ドル買いの材料になると考えられます。
【米国】パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
発表日時:12/16 04:30
政策金利は0.00-0.25%で据え置きと予想されており、ほぼ確実と考えられます。FRB議長の発言内容によっても相場が動く可能性があるので、内容を把握してから取引しましょう。
【日本】黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
発表日時:12/18 15:30
政策金利は-0.10%は据え置きでほぼ確定ですが、黒田総裁の発言内容にも注目です。会見で示唆された内容によって相場に影響が出る可能性があるので、内容を把握してから取引しましょう。
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