バイナリーオプション投資相場週報【2021年2月第1週】

バイナリーオプションの先週(2021年1月25日~1月29日)の相場の振り返りと、今週(2021年2月1日~2月5日)の相場と経済指標の見通しを発表致します。

ぜひ、今週のバイナリーオプション攻略の参考にしてください。


先週の振り返り(2021年1月25日~1月29日)

先週(2021年1月25日~1月29日)のバイナリーオプション相場と経済指標の振り返りです。

投資を振り返る画像

ドル円相場

ドル円相場はほぼ一貫して円安ドル高の傾向となり、最安値103.556円、最高値104.939円をつけ、少し戻して104.724円で週末を迎えました。世界的な株高に伴う警戒感からドルが買われたことなどが背景となり、105円に迫るドル高となりました。105円が心理的な節目として意識されたのか、少し戻しての越週となりました。

ユーロドル相場

ユーロドル相場は方向感が分かりにくいレンジ相場で、最高値1.218330ドル、最安値1.205720ドルをつけ、1.213240ドルで週末を迎えています。欧州圏での新型コロナウイルス感染拡大や、米メルク社が2種類のワクチンの開発を打ち切ると発表してロックダウンの長期化が懸念されることなどが重石となり、買い控えられました。

ユーロ円相場

ユーロ円相場は概ね円安ユーロ高の傾向で、最安値125.598円、最高値127.341円をつけ、少し戻して127.067円で週末を迎えました。英国でワクチン接種が迅速に進んでいることなどが評価されてリスクオンの展開となりましたが、市場では見方が楽観的だとする指摘も出ています。

経済指標

先週発表された経済指標の振り返りです。

【米国】パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

政策金利は予想どおり0.00-0.25%で据え置きで、資産買い入れの現状維持が決められるなど、市場の予想どおりの内容だったため、相場への影響は限定的でした。

【米国】10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [前期比年率]

前回は33.4%、今回予想は4.0%、結果も4.0%と予想どおりとなりました。予想どおりの結果となったため、相場への影響は限定的でした。

【米国】12月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]

前回は84.1万件、今回予想は86.5万件、結果は84.2万件と予想を下回りました。予想に届かない結果となったため、ドル売りの材料となりました。

【米国】12月 新築住宅販売件数 [前月比]

前回は-11.0%、今回予想は1.9%、結果は1.6%と予想を下回りました。予想を下回る結果となり、ドル売りの材料となりました。

【米国】12月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比]

前回は1.1%、今回予想は1.2%、結果は1.3%と予想を上回りました。予想よりもポジティブな傾向を示す結果となり、ドルが買われる材料になりました。

【米国】10-12月期 四半期雇用コスト指数 [前期比]

前回は0.5%、今回予想は0.5%、結果は0.7%と予想を上回りました。賃金・給与が好調に伸びていることを示し、ドル買いの材料になりました。

今週の見通し(2021年2月1日~2月5日)

今週(2021年2月1日~2月5日)のバイナリーオプションの相場の見通しです。

投資の予測の画像

ドル円相場

引き続き新型コロナウイルス感染拡大やロックダウンの長期化が懸念されるため、ファンダメンタルズ的には円高ドル安に向かいやすいと考えられます。パウエルFRB議長やイエレン米財務長官がハト派なスタンスであることも、ドルが買われにくい要因になり得ます。また、海外でのワクチン接種が順調に進むか、開発が打ち切りにならないか、副反応が出ないか等も重要な焦点となります。

ユーロドル相場

ユーロドル相場も引き続き新型コロナウイルス関連のリスクが重石になると考えられます。欧州ではロックダウンが長期化しており、経済への影響の深刻さが懸念されています。また、ECBによる追加緩和観測が強いこともユーロが買われにくい要因として挙げられます。

ユーロ円相場

新型コロナウイルスの感染拡大の懸念などファンダメンタルズ的にはリスクが大きいため、ユーロ円相場もユーロ安円高になりやすいと考えられます。ただし、ワクチンの効果が表れてくれば感染が収束していくと考えられるため、状況によってはユーロが買われることも予想されます。

今週の重要経済指標(2021年2月1日~2月5日)

今週(2021年2月1日~2月5日)のバイナリーオプション取引における重要な経済指標です。
チェックリストの画像

※以下、発表日時はすべて日本時間です。

【米国】1月 ISM製造業景況指数

発表日時:2/1 00:00
前回は60.7、今回予想は60です。50を超えれば好況とされる指標で、既にコロナ前の水準を取り戻しています。予想を上回る結果が出た場合、ドルが買われると考えられます。

【欧州】10-12月期 四半期域内総生産(GDP、速報値) [前期比]

発表日時:2/2 19:00
前回は12.5%、今回予想は-0.9%です。ロックダウンの長期化などネガティブな要因があり、欧州のGDPは大きく低下する可能性があります。予想を下回る結果が出た場合、ユーロが大きく売られると考えられます。

【欧州】1月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比]

発表日時:2/3 19:00
前回は-0.3%、今回予想は0.6%です。予想を上回る結果が出た場合、ユーロが買われる可能性が高いです。

【米国】1月 ADP雇用統計 [前月比]

発表日時:2/3 22:15
前回は-12.3万人、今回予想は6.0万人です。予想を上回る結果が出た場合、ドルが買われると考えられます。

【米国】1月 ISM非製造業景況指数(総合)

発表日時:2/3 00:00
前回は57.2、今回予想は56.7です。50を超えれば好況と解釈される指標ですが、予想を下回った場合、ドルが売られる可能性があります。

【米国】1月 失業率

発表日時:2/5 22:30
前回は6.7%、今回予想も6.7%です。失業率が予想より低くなった場合、ドルが買われると考えられます。

【米国】1月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]

発表日時:2/5 22:30
前回は-14.0万人、今回予想は5.0万人です。米国の雇用統計の中でも影響が大きい経済指標なので、結果を確認してから取引しましょう。

【米国】1月 平均時給 [前月比]

発表日時:2/5 22:30
前回は0.8%、今回予想は0.3%です。予想を上回る結果が出た場合、ドルが買われる可能性があります。

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