バイナリーオプション投資相場週報【2021年2月第2週】

バイナリーオプションの先週(2021年2月1日~2月5日)の相場の振り返りと、今週(2021年2月8日~2月12日)の相場と経済指標の見通しを発表致します。

ぜひ、今週のバイナリーオプション攻略の参考にしてください。


先週の振り返り(2021年2月1日~2月5日)

先週(2021年2月1日~2月5日)のバイナリーオプション相場と経済指標の振り返りです。

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ドル円相場

ドル円相場は概ねドル高円安の傾向で、最安値104.609円、最高値105.766円をつけ、少し戻して105.390円で週末を迎えました。105円を挟んだ攻防を抜けるとドル高基調が強まりましたが、米国の雇用統計の結果がまちまちだったことなどを受け、少し戻しています。米国では新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回接種した人数が累計の要請者数を上回るなどパンデミック収束への期待感が高まることなどから、ドルが買われる流れとなりました。

ユーロドル相場

ユーロドル相場は木曜日までユーロ安ドル高の傾向でしたが、金曜日は大きく反発してユーロ高ドル安となりました。最高値1.213610ドル、最安値1.195160ドルをつけ、1.204800ドルで週末を迎えています。欧州圏のGDPの前期比がマイナスであったことなどの材料がありユーロが売られていましたが、週末にかけては米国の雇用統計が良くない結果でドルが売られたため、結果的に反発した形となりました。

ユーロ円相場

ユーロ円相場も木曜日までユーロ安円高の傾向でしたが、金曜日に大きく反発してユーロ高円安となりました。最高値127.119円、最安値126.100円をつけ、急反発して126.987円で越週となりました。ユーロドル相場と同様に欧州圏の経済指標の結果があまり良くなかったため、全体的にはユーロが売られる流れとなりました。

経済指標

先週発表された経済指標の振り返りです。

【米国】1月 ISM製造業景況指数

前回は60.7、今回予想は60、結果は58.7と予想を下回りました。50を超えていれば好況と解釈される指標ですが、減少傾向にあり予想を下回っているため、ドル売りの材料となりました。

【欧州】10-12月期 四半期域内総生産(GDP、速報値) [前期比]

前回は12.5%、今回予想は-1.0%、結果は-0.7%と予想を上回りました。予想よりは良い結果となったものの、前期比でマイナスとなったことが重石となり、ユーロが売られる材料になりました。

【欧州】10-12月期 四半期域内総生産(GDP、速報値) [前年同期比]

前回は-4.3%、今回予想は-5.4%、結果は-5.1%と予想を上回りました。予想よりは良い結果でしたが、マイナスとなったためユーロ売りの材料になりました。

【欧州】1月 消費者物価指数(HICPコア指数、速報値) [前年同月比]

前回は0.2%、今回予想は0.9%、結果は1.4%と予想を上回りました。予想を上回ったため、ユーロ買いの材料となりました。

【米国】1月 ADP雇用統計 [前月比]

前回は-12.3万人、今回予想は4.9万人、結果は17.4万人と予想を上回りました。ADP雇用統計は本番の雇用統計の前哨戦という位置づけであり、予想を大きく上回る結果だったためドルが大きく買われました。

【米国】1月 ISM非製造業景況指数(総合)

前回は57.2、今回予想は56.8、結果は58.7と予想を上回りました。予想を上回り、かつ前回を上回る結果だったため、ドル買いの材料となりました。

【米国】1月 失業率

前回は6.7%、今回予想は6.7%、結果は6.3%と予想を上回りました。予想よりも失業率が低下したため、ポジティブに受け止められました。

【米国】1月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]

前回は-14.0万人、今回予想は5.0万人、結果は4.9万人と予想を下回りました。予想を下回る結果となったことが重石となり、ドル売りの材料になりました。

今週の見通し(2021年2月8日~2月12日)

今週(2021年2月8日~2月12日)のバイナリーオプションの相場の見通しです。

投資の予測の画像

ドル円相場

ドル円相場は先週105円を突破して勢いがあるように感じられますが、買われすぎている様子もあり、今後もドル高トレンドが続くとは限らず油断はできません。新型コロナウイルスのワクチンの有効性や感染者数の減少などが確かめられれば、市場がさらにリスクオンムードに傾いてドルが買われると考えられるでしょう。ただし、ワクチン確保の競争がくすぶっていることなど国際的な軋轢を生むリスクもあるため、安全資産とされる円が買われる可能性もあります。

ユーロドル相場

ユーロドル相場も新型コロナウイルスのワクチン接種の進捗や有効性が大きく影響すると考えられます。欧州圏ではロックダウンの長期化による経済へのダメージが懸念されているためです。ワクチン確保の競争の行方も相場に大きく影響するでしょう。また、欧州当局ではユーロ高を牽制する発言も目立っており、ファンダメンタルズ的にはユーロは買われにくくなると考えられます。

ユーロ円相場

基本的にはユーロドル相場と似た傾向になると考えられます。欧州圏ではロックダウンの長期化にともなう経済へのダメージが懸念されており、ワクチン接種によってロックダウンの緩和などが進めばユーロが買われる可能性もあります。ただし、欧州当局でユーロ高を牽制する発言があることなどから、ファンダメンタルズ的にはユーロは買われにくい状況だと考えられ、ユーロ安円高になる可能性があります。

今週の重要経済指標(2021年2月8日~2月12日)

今週(2021年2月8日~2月12日)のバイナリーオプション取引における重要な経済指標です。
チェックリストの画像

※以下、発表日時はすべて日本時間です。

【米国】1月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]

発表日時:2/10 22:30
前回は0.1%、今回予想は0.2%です。予想を上回る結果となった場合、ドルが買われると考えられます。

【米国】1月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]

発表日時:2/10 22:30
前回は1.6%、今回予想は1.5%です。同様に予想を上回る結果となれば、ドルが買われると考えられます。

【米国】パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

発表日時:2/10 04:00
ハト派な発言が考えられますが、利上げ・利下げを示唆する発言などがあれば相場に影響する可能性があるので、内容と相場への影響を把握してからバイナリーオプションの取引をしましょう。

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