XMの口座凍結の原因と解除方法!手数料や再登録についても解説


XMの口座凍結の原因と解除方法・手数料・再登録について解説

XMでは「口座凍結」になることがあります。

マイページやMT4・MT5にログインしようとすると、口座が凍結されていますと表示されてログインができない状態になることです。

XMの口座凍結の原因はいくつかあります。

今回はXMの口座凍結の原因と解除方法・手数料や再登録についても詳しく解説します。

休眠口座と口座凍結は違うんですか?


違います。口座凍結と休眠口座の違いについても解説しますね!


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XMの口座凍結と休眠口座

XMは使い方によっては、口座凍結や休眠口座になる可能性があります。

まずはXMの口座凍結・休眠口座になった場合にどんな状態になるのか、何が原因が発生してしまうのかを見ていきましょう。

口座凍結 休眠口座
発生条件 ・口座残高なし
・90日以上利用していない
・規約違反をした
・口座残高あり
・90日以上利用していない
手数料 なし 月10ドル
ログイン
MT4・MT5ログイン
入金・出金
取引
XMポイント 消滅 消滅
ボーナス 消滅 消滅
解除 規約違反以外は可能 可能

休眠口座は名前の通り口座がお休みしている状態です。

凍結されている状態とは違うので、焦らなくても大丈夫。XMでの投資活動を再開すれば元通りになります。

先に休眠口座になり、口座凍結に進む流れです。
 

口座凍結までの流れ①90日以上取引や入金がない状態が続く
②残高がなくなるまで毎月手数料約1,500円が引かれる
③残高ゼロの状態でさらに90日が経過すると口座凍結に切り替わる

口座に残高がない状態で休眠口座になった場合は、手数料の支払いはなく①の次に③になるので猶予が短くなります。

注意が必要なのは口座凍結です。

休眠口座が長期間続いたことが原因の場合はいいのですが、規約違反によって口座凍結になった時は対処法がありません。

口座凍結と休眠口座を詳しく見ていきましょう。

90日がボーダーラインなんですね!


あとは口座に残高があるかないかも重要です。


休眠口座の原因

XMではログイン・取引・入金などが90日間ないと休眠口座になります。

口座残高がある状態でしか休眠口座にはなりません。毎月10ドルの手数料がかかるのですが、残高がない場合は徴収できないからです。
 

休眠口座の手数料10ドル
2024年8月23日現在のレート:約1,460円

10ドル以下の残高しか口座に残っていない場合は、ログインや取引などがなくなって90日が経過したら凍結になります。

例えば口座に10,000円ある状態で休眠口座になった場合です。

放置して90日が経過 休眠口座になる
6ヶ月間 毎月1,460円が引かれる
(1,460円✕6ヶ月=8,760円)
7ヶ月目 残高の1,240円が引かれる
(口座残高がゼロになる)
さらに90日経過 凍結される

まとまった残高がある人は、凍結までの道のりは長いです。

ただ、手数料を引かれる期間が長いということなので、しばらくXMを使わないという時は出金をしておくことをおすすめします。

手数料は残高がゼロになるまで終わりません。

上記の例の場合は7ヶ月目は残高が不足している状態です。足りない時は全額が引かれてゼロになります。

手数料として引かれるくらいなら出金しておくべきです!


後でまた取引に使うという場合はたまにログインをして休眠・凍結しないように気をつけましょう。


口座凍結の原因

XMの口座凍結には大きく分けて原因が2パターンあります。

休眠口座で残高がない状態で90日が経過して凍結される場合と、XMの利用規約に違反する行為を実施して凍結される場合です。

凍結するとXMのマイページへのログインはできません。

MT4やMT5にログインしようとしても「無効な口座」と表示され、ログインができなくなるので凍結には十分に気をつけて下さい。

休眠口座の状態でログインや取引・入金をすれば凍結されません。

問題はXMの利用規約に反する行為を行った時に、XM側から強制的に口座を使えないように凍結されてしまう事態です。

違反による凍結の原因はたくさんあります。
 

利用規約違反による凍結の原因・複数口座間での両建て
・他業者間での両建て
・複数人でのグループ両建て
・遅延やエラーを狙った取引
・アービトラージ
・指標発表や窓のみを狙ったハイレバ取引
・個人情報の偽装や口座の貸し借り
・ボーナスやXMポイントの悪用
・自己アフィリエイトによる不正

凍結になって初めて禁止行為を行ったことに気づく人もいるようです。

XMで複数口座を使って両建てや自動売買取引をしている人に多い失敗なので、うっかり凍結にならないように気をつけて下さい。

悪意がない場合でも凍結になると基本的に解除できません。

XMが使えなくなるのは痛手です…


初心者のうちは難しい取引はしないのでまだ心配なさそうですね。


休眠と凍結の解除のやり方

XMでは休眠は解除できますが、凍結は解除ができません。

口座が凍結されているとXMのマイページにログインすることすらできないので、解除をする方法が何ひとつないのです。

休眠口座 解除できる
口座凍結 再登録で対処できる
違反による凍結 解除できない

規約違反の凍結は解除ができなければ、二度と取引もできません。

ルールを破ったトレーダーはXMから追放されるので、他のFX業者に移動するしか取引を続ける方法はないのです。

だからこそ規約違反による凍結には十分に気をつけなければいけません。

それぞれの解除方法を詳しく解説します。

休眠口座の解除方法

お休み状態になっている休眠口座の解除は簡単です。

また取引ができる通常の状態に戻す方法は2パターンあるので、どちらかを実行して休眠を解除して下さい。
 

休眠口座の解除方法①MT4やMT5で口座にログインをして取引をする。
②口座に入金をする。

解除された時点で手数料が引かれなくなり、取引も可能になります。

休眠の条件である「90日以上の取引や入金がない状態」をクリアにすれば、簡単に口座を復活させることが可能です。

口座開設の手続きはしなくてもいいんですか?


必要ないです。入金や取引を再開させて解除しましょう!


凍結口座の解除方法

何度も言いますがXMでは凍結の解除はできません。

ただ、利用規約に違反して凍結になったのか・休眠口座から時間が経過して凍結になったのかによって対処方法が変わります。

取引を休んでいただけなら、XMでの取引継続は可能です。

休眠からの凍結 追加口座を開設する
違反からの凍結 対処できない

しばらくの間、取引を休んで凍結になった場合は口座開設をします。

凍結された口座を復活させるのではなく、新規口座開設を行い復活する方法です。

登録は同じメールアドレスで実施して下さい。

以前の情報を引き継いて利用できるので、入金ボーナスなどが残っている場合は新しい口座で残っている金額が受け取れます。

アドレスが変わると口座開設ボーナスが付与されます。

XMでは1人1アカウントという決まりがあり、ボーナスの二重取りは規約違反なので凍結の対象になってしまい状況が悪化するだけです。

必ず同じメールアドレスで登録して下さい。


XMの口座開設の手順は以下の記事を参考にして下さい。

XMの凍結を回避するためにできること

XMで非アクティブが原因で凍結されるのはもったいないです。

しばらく取引を休む場合は出金を行い、もう取引を引退するという場合は口座を解約することをおすすめします。

口座を解約する時は以下に注意して下さい。
 

解約時の注意点・保有しているポジションがない
・残高をゼロにしている
・決済から出金が完了してから24時間が経過している
・年間取引報告書を取得しておく

解約をしても24時間以上が経過すれば、再登録は可能です。

やっぱり解約しなければよかったと後悔した時は、24時間以内に有効化ボタンをクリックすれば口座を復活させることができます。

事前対策をしない時は凍結回避の対策をしましょう。

口座に多めに残高を入れておく

取引に並があり、頻繁にXMにログインしない人などにおすすめの対策です。

多めに口座内に残高を入れておくことで、もしうっかり休眠口座にしてしまったとしても、手数料を犠牲に凍結が回避できます。

残高が手数料の犠牲になるのをどう捉えるかによって使える対策か決まりますね!


デメリットはありますが、資金がある限り凍結にはなりません。

残高に余裕があればあるほど凍結になるまでの猶予ができるので、資金状況にもよりますが不安な人は多めに入金しておきましょう。

ただ、規約違反の凍結には十分に注意して下さい。

利益で得た資金をたくさん残しておいた場合、違反による凍結では利益の没収となり出金できずに失ってしまうリスクがあります。

違反による凍結では入金額のみ出金できるケースが多いです。


最小ロットでポジションを持つ

XMで凍結を回避する方法としてポジションを持つ方法もあります。

取引をしている状態では凍結の対象にならないので、凍結の可能性がある状態になりそうな時は最小ロットでポジションを取りましょう。

損失のリスクがあることは理解して実施して下さい。

XMでは最小0.01ロットから取引ができます。口座タイプによって必要証拠金が変わるので注意して下さい。

マイクロ口座ならわずか1.5円の必要証拠金で取引ができます。

1ロット 1,000通貨
レバレッジ 1,000倍
ロット数 0.01ロット
必要証拠金 1.46円

わずか1.5円でポジションが持てるのです。

利益もわずかですが、もし損失が出てしまったとしても莫大な金額になることがないので、XMでの凍結対策としては有効だと言えます。

マイクロ口座を使っていない人は、追加口座で開設をして稼働させましょう。

普段使っているスタンダード口座などでの取引がないとしても、マイクロ口座で取引があれば凍結にはなりません。

なるほど!少額でも取引は取引ですねからね。


小さな損失だとしてもマイナスになるので、相場の値動きは確認しつつポジションを持つことをおすすめします。


XMの凍結の注意点

自分で意識していれば休眠や凍結になることはありません。

でもうっかり休眠させてしまうこともあるかもしれません。もし、休眠や凍結になってしまった時の注意点をいくつかご紹介します。

ボーナスが消滅してしまう

XMでは休眠口座でも凍結でもボーナスは消滅します。

今までに取得したすべてのボーナスが対象なので、使い切れずに残っている人やポイントが貯まっている人は気をつけましょう。
 

消滅対象のボーナス・口座開設ボーナス
・入金ボーナス
・友達紹介ボーナス
・キャンペーンやイベントで取得したボーナス
・XMポイント

消滅したボーナスは二度と復活させることはできません。

XMの新規口座開設ボーナスは13,000円もあります。入金ボーナスも最大約150万円と超高額で業界最高水準です。

消えてしまうのはもったいないので、積極的に取引に活用しましょう。

凍結の後に新しい口座を作っても新規口座開設ボーナスはもらえません。


1人1回限りなので当たり前ですね!


ただ、凍結を解除して新しい口座にした場合は、入金ボーナスは引き継がれます。

ボーナスの残高は残りませんが、まだ入金ボーナスを限度額まで受け取っていない場合は、今後の入金でボーナス残高の受取は可能です。

XMの入金ボーナスの上限は10,500ドルとなっています。

入金の繰り返しには要注意

凍結を防ぐためには、口座への入金は有効です。

ただ、取引を一切していない状態で定期的に入金を繰り返していると、入金手数料が自己負担になる可能性があります。

XMは入金手数料をトレーダーではなく、自社で負担しています。

取引をしていないのに凍結しないために入金だけを繰り返されると、負担する手数料だけが膨らんでしまうのです。

1回だけ対策として入金する程度に留めておきましょう。

凍結後のデータの取得が大変になる

XMでは年末に年間取引報告書をダウンロードして確定申告を行います。

一定以上の利益が出たトレーダーは確定申告を実施して税金を納める義務があるので、XMが発行する取引報告書は重要書類です。

休眠口座ならログインができるので、データの取得はできます。

でも、凍結になった時はログインができないので、XMのサポートに連絡をして対応してもらわなければいけません。
 

凍結後に取引報告書を取得する方法・サポートへメールを作成する
・口座番号と情報が必要な期間を記入してメールを送信する
・取引報告書がメールで送られてくる

自分でマイページからダウンロードする時と違って、サポートの対応を待つ必要があるのですぐに発行ができません。

サポートが忙しいタイミングだと、時間がかかります。

でも凍結になってしまってからは自分ではどうしようもないので、早めにサポートに申請をしましょう。

XMの口座凍結の噂の真相

XMの凍結には色々な噂があります。

基本的にデマです。気にする必要はありませんが、不安な人のために噂が出た原因などをひとつずつ解説していきます。

稼ぎすぎたら凍結する?

XMは稼ぎ過ぎたら凍結されるという噂。

もう聞き飽きたと言ってもいいほどSNSなどでよく投稿されている情報ですが、稼ぎすぎで凍結はデマです。

XMの出金報告をSNSでチェックしてみて下さい。

数十万円や100万円以上の出金履歴も確認できます。

そもそもXMは海外FXの大手であり、運営実績もある老舗業者です。さらに、海外の金融当局の監視下にあるので、不正ができるとは考えられません。

セーシェル金融庁 SD010
モーリシャス金融庁 GB20025835

トレーダーに不利益にならない健全な運営をしていなければ、ライセンス登録は削除されるので悪質な運営はできません。

ライセンスは取得後も監視があるため、無条件に保有し続けられないのです。

そもそも、稼ぎ過ぎで凍結されていたら、ユーザーも離れているはずです。

じゃあなぜ稼ぎすぎで凍結するという噂が消えないんですか?


かなり理不尽な理由なんですよ…


XMの稼ぎすぎによる凍結の噂が消えないのは、理不尽な口コミが原因です。

利用規約に違反する行為を行って凍結になったトレーダーが、利益の没収・口座の凍結のペナルティの腹いせにSNSに投稿しています。

自分が原因なのに、XMが悪いと書いているからです。

理不尽な投稿が原因で、XMで稼ぎすぎると口座が凍結されるという噂が出回り続けてしまっている状態になっています。

スキャルピングも口座凍結になる

XMではスキャルピングトレードは禁止されていません。

きちんと公式に認められている取引手法です。スキャルピングを実施しても、凍結にはならないのでご安心下さい。

国内FXではスキャルピングによる凍結が多いです。

ツールや自動売買を使ったスキャルピングも可能です。

通常のスキャルピングでは凍結にはなりませんが、悪質なスキャルピングを実施した場合は凍結の対象になるため注意して下さい。
 

悪質なスキャルピング・経済指標の発表の時だけハイレバスキャル
・窓だけを狙ったハイレバスキャル
・禁止された両建てを使ったスキャルピング

禁止行為と組み合わせたスキャルピングは凍結の対象です。

口座が凍結されるだけではなく取引で獲得した利益も没収されるので、ルールを破って利益を出してもいいことはありません。

ルールに沿ったスキャルピングで取引をして下さい。

凍結しても復活できる

XMでは凍結になると復活させることはできません。

長期間取引がなかったことで凍結された場合でも、新しく口座を開設して取引を再開するので復活している訳ではないのです。

凍結復活の裏技教えますというSNSの投稿は無視して下さい。

凍結解除の方法はありません。


しつこいようですが、規約違反による凍結の場合はXMから永久追放です。

どちらの場合でも凍結されてしまった口座は復活できないので、そのまま放置しておけば削除された口座となります。

凍結した口座を復活させられるという情報はデマです。

休眠口座の手数料は5ドル?

一部のトレーダーから口座維持手数料は5ドルでは?と質問がありました。

以前はXMの口座維持手数料は5ドルでしたが、2024年2月1日に実施された「休眠および凍結口座方針の改定」によって、10ドルに変更されています。

増額の理由はXMからは公表されていません。
 

口座維持手数料の増額の理由の予想・口座を放置する人が増えている
・XM負担のコストが大きくなってきた
・他社の口座維持手数料に合わせた

様々な事情があって手数料の値上げを行ったと考えられます。

物価高騰などの影響もあるので、この先XMが以前のように5ドルに手数料を戻す可能性はかなり低いです。

手数料は5ドルではなく10ドルなので、間違えないようにして下さい。

XMの凍結についてのまとめ

XMの口座凍結について解説しました。

普通に取引をしていれば凍結の心配はありませんが、長期間取引をしない時や禁止行為スレスレの取引をする時は気をつけて下さい。

最後にもう一度復習しておきましょう。

休眠口座 ・90日以上取引や入金がない
・月10ドルの手数料がかかる
・取引や入金をすると解除できる
凍結 ・残高がゼロ
・残高がなくなって90日以上が経過
・口座を復活させることはできない
・新しく口座を開いて取引を再開させる
違反で凍結 ・利益の没収
・全ての機能が利用できない
・XMの利用は永久に不可能になる

休眠口座の状態では、毎月手数料がかかるので注意して下さい。

残高がなくなって90日がたつと凍結となり、口座が使えなくなるので新たな口座の開設をして取引を再開させるしかありません。

利用規約による凍結は救いようがないので諦めるのみです。

XMで取引ができなくなってしまわないように、ルールを守って取引をしましょう。

長期で取引から離れる時は口座を解約するか出金をして対応しましょう。


放ったらかしにしてもいいことないですよ!


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