XMは出金拒否が多い？出金拒否の原因とトラブル解決法

更新[2024/07/12]

XMに限らず海外FXは出金拒否が多いなんて噂も絶えません。

でもXMは海外FX人気No.1業者でもあり長年の運営実績もあります。当然、理不尽な出金拒否は一切ないのでご安心下さい。

明確な理由がある場合にのみ、出金拒否の対応を取っています。

今回はXMの出金拒否の原因や対策と一緒に、出金拒否が増えているという噂の真相についても調べてみました。

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XMに理不尽な出金拒否がない理由

海外FXの出金拒否はトレーダーの大きな不安となっています。

悪質な詐欺業者で口座開設をしてしまうと、入金をして取引で利益を得ても出金拒否をされて資金を持ち逃げされるのです。

でもXMには理不尽な出金拒否がありません。

海外FX業界のトップに君臨するから・日本人利用率が高いから・10年以上の運営歴があるからというのも信頼できる理由のひとつです。

ライセンスにより管理されている

XMはグループ全体で6つのライセンスを保有しています。

日本向けサービスはモーリシャス金融庁・セーシェル金融庁ですが、他にも取得や保有の難易度が高いライセンスを複数持っているのです。

	ライセンス	登録番号
キプロス本社	CySec(キプロス証券取引委員会) FCA(イギリス金融行為監視機構)	CySec：120/10 FCA：538324
日本	FSA(セーシェル金融庁) FSC(モーリシャス金融サービス委員会)	FSA：SD010 FSC：GB20025835
オーストラリア	ASIC(オーストラリア証券投資委員会)	ASIC：443670
ヨーロッパ	FCA(イギリス金融行為監視機構)	FCA：705428
ベリーズ	IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)	IFSC：IFSC000261/106
ドバイ	DFSA(ドバイ金融サービス局)	DFSA：F003484

取得難易度が高いのはイギリスのライセンスです。

世界中にあるライセンスの最難関と言われていて、顧客の資金を徹底的に管理できていないと保有することはできません。
 

顧客の資金の分離管理や出金拒否がないことは絶対条件なのです。

入出金については特に厳しく監視されていると言われていて、出金拒否があったり出金処理が遅いだけでもライセンスの取り消しの対象になる可能性があります。

よってXMは出金拒否や出金遅延には十分に注意しているのです。

イギリスライセンスは取得ができれば終わりではなく、毎年決算書を提出して基準を満たしているかを確認されます。

以上の内容を踏まえると、XMが悪質な出金拒否をするとは考えられません。

日本向けライセンスでも顧客資金の分離管理は取得条件となっています。XMグループ全体のライセンスで出金拒否ができない状況になっているのです。

トレーダーは安心して入出金や取引ができます。

顧客資金はXMの利益になっていない

XMは顧客から預かった資金は分離管理をしています。

分離管理はXMの運営資金とトレーダーの資金を別々の口座で保管し、倒産など万が一のことがあっても顧客に返金できるように確保しておくことです。

XMでは別々の金融機関で運営資金と預かり資金が保管されています。

【XMTradingでは入金した資金は安全ですか？】

顧客資金の分別管理
お客様のご資金は、会社の資金とは別に分別管理された口座に保管されるため、万が一債務超過が発生した場合でも、お客様のご資金は保護されます。

優良金融機関パートナー
お客様のご資金および当社の運転資金はEUの定評ある優良金融機関に預託しています。

出典：XMヘルプセンター

XMの公式サイトにもはっきりと記載されています。

優良金融機関に保管されていると書かれていますが、XMは利用している金融機関の名前を明かしていないのでどこなのかは分かりません。

ただ、欧州のランクの高い銀行であると言われています。

XMはここまで徹底してトレーダーの資金を守っています。

手間をかけてまでライセンスの取得や分離管理を行っていることから考えても、悪質な出金拒否をするとは思えません。

だからこそXMは理不尽な出金拒否がないと言えるのです。

出金拒否になるXMの禁止行為

XMに悪質な出金拒否がない理由は理解できたはずです。

ただ、出金拒否がまったくない訳ではありません。トレーダーがXMで禁止されている行為をすれば、出金拒否される可能性が高いです。

利用規約をしっかり読むことをおすすめします。

特に以下の6つのXMの禁止行為は知らずに行ってしまうトレーダーも多いので、禁止行為だと覚えておきましょう。
 

禁止されている両建てでの取引

XMには出金拒否の対象になる禁止されている両建てがあります。

同一口座内で同一通貨ペアを両建てする場合は、禁止行為に該当しないので出金拒否の対象ではないです。

両建てが禁止されていないことは公式サイトでも記載されています。

【両建て取引を認めていますか？】

はい、認めています。1つの取引口座でポジションを両建ていただけます。両建ては、同じ銘柄で「買い」と「売り」両方のポジションを同時に開いた場合に成立します。FX、ゴールドおよびシルバーを両建てをする際、両建てポジションの必要証拠金はゼロであるため、証拠金維持率が100%未満でもポジションを建てることができます。

出典：XMヘルプセンター

許可されている両建ては問題ないので、安心して下さい。

ただ、XMが禁止している3つの両建て取引をしてしまうと、出金拒否だけではなく口座凍結や強制解約のリスクもあります。
 

XMは1アカウントにつき8口座まで開設できます。

例えばスタンダード口座を2つ開設して、片方で買い・もう一方で売りを保有すると複数口座での両建てに該当するので禁止行為です。

複数口座を使っているトレーダーは気をつけて下さい。

禁止行為だと理解していたのにうっかり複数口座の両建てになってしまい、出金拒否をされて気付いたケースもあるようです。

同じように他社の口座との両建てもしてはいけません。

XM	USD/JPYの買いを保有
AXIORY	USD/JPYの売りを保有

大きな変動があった時、XMで莫大な利益が出たとします。

するとAXIORYではゼロカットシステムが作動して証拠金以上の損失が出ないので、トレーダーだけが得をする状態になっているからです。

悪質な両建てなので禁止されていて、出金拒否の対象となります。

グループで口座開設をして両建てをするのも同じ理由です。

アービトラージ

XMではアービトラージも出金拒否や口座凍結の対象になります。

アービトラージとは裁定取引のことで、一時的に価格差ができた時に高い方を売り・安い方を買い、価格差が小さくなった時に反対売買をすることです。

基本的にわずかな価格の差を使って利益を狙います。

海外FXの攻略法として紹介されていることもありますが、禁止行為なのでXMでは出金拒否や口座凍結になっても自業自得です。
 

スワップポイントの差を利用したり、業者のレートの差を利用して取引をする方法などがあります。

決して利益を出すための攻略法ではないので実行しないで下さい。

もしXMから出金拒否をされたとしても禁止行為を行っているので、交渉をしても出金拒否が覆る可能性はほぼないです。

2023年5月に集団アービトラージによりGEMFOREXがサービス停止しました。

同時に決済会社による資金の持ち逃げもあったのでアービトラージだけのせいではないですが、このようにFX業者を倒産に追い込むことになるのです。

だからこそ出金拒否や口座凍結で厳しい対応をしています。

経済指標や要人発言を狙ったハイレバトレード

XMでは経済指標や要人発言を狙って取引をすることもできます。

相場が大きく動いたり予想外の値動きをする可能性が高いので、損失のリスクも高くなるため避けるトレーダーも多いです。

でもわざとハイレバレッジで取引をするトレーダーもいます。

ハイレバレッジをかけていれば、急変で大きな利益が獲得できることがあります。

もちろん損失のリスクも高くなりますが、XMには強制ロスカットやゼロカットが搭載されているのでトレーダーにとってはメリットです。

経済指標や要人発言だけを狙うトレーダーが急増したらXMは不利になります。

強制ロスカットが急増し、ゼロカットで補填しなければいけない損失は莫大な金額になってしまうでしょう。

窓開けや窓埋めだけを狙う取引

窓開け・窓埋めだけを狙う取引をするのもXMでは禁止しています。

もちろん出金拒否や口座凍結につながるので、指標トレードと同じように実行しないように意識しておきましょう。

窓開けはチャートに空白ができることです。

週末の間に大きな価格変動があり、先週の終値と今週の始値に大きな差が発生した時などに出現します。

そして開いた窓は高確率で閉まると言われているので、窓開けや窓埋めだけを狙ってトレードをするトレーダーが出てきているのです。

禁止されている理由は経済指標や要人発表のハイレバトレードと変わりません。

レートエラーや遅延を狙う取引

レートエラーや遅延を狙う取引も出金拒否の対象です。

XMだけではなくどの海外FX業者も悪質な取引として禁止行為に認定しているので、絶対に取引に導入しないで下さい。

相場の状況によっては、注文が殺到するタイミングがあります。
 

サーバーが遅延するだけではなく、ダウンすることもあるようです。

レートエラーや遅延を狙って多くのトレーダーが短期的な決済を繰り返してしまうと、普通に取引をしているトレーダーに悪影響が出てしまいます。

xmログインが急にできやくなった。サーバーエラーか。

— もっさん@fxトレーダー (@mossan_fx) June 4, 2019

だからこそ海外FX業者は禁止行為に設定しているのです。

実行してしまうと「出金拒否・口座凍結・口座解約」の対象となり、利益が出ていたとしても没収されて無意味になります。

他人の口座で取引

他人の口座で取引をするのは禁止行為です。

そもそも自分でFX取引をするのに、他人の口座を使うのは言語道断。絶対に行ってはいけない行為です。

他人名義の口座の利用は出金拒否どころではありません。

バレた時点で利益を没収され、二度とXMで取引ができなくなります。

それでもXMの口座は売買されているのが現状です。

「とっても簡単」と書いてある内容を読むと口座貸し。何に使われるのか分かったものではありません。↓ pic.twitter.com/OBubTtGC2e

— 雨宮純 (@caffelover) May 13, 2023

減ってはいますが、現在も上記のような投稿がXM口座でも行われています。

軽い気持ちで口座を買ったり借りたりして使ってしまうと、XMの禁止行為となり出金拒否をされ利益を手にすることはできません。

税金などの問題もあるので、絶対に自分の口座以外は使わないで下さい。

XMで出金拒否される申請ミス

禁止行為をしていなくても出金拒否されることもあります。

出金のルールを理解していないことが原因で間違った申請をしてしまい、一時的に出金拒否をされてしまうケースです。

永久に出金ができない訳ではないのでご安心下さい。

今回はXMトレーダーに多い出金申請ミスを6つご紹介します。

XMの入金のルールについては詳しく別記事でまとめているので、出金拒否で時間がかからないようにするためにもぜひチェックしておいて下さい。

入金手段とは違う方法での出金

XMは入金額までは入金した方法と同じ方法で出金するルールがあります。

銀行入金で1万円入金をしたのであれば、出金も1万円までは銀行入金で行わなければいけないということです。

クレジット入金の場合も同じですが、返金という手段になります。

また、JCBカードを使って入金した場合は出金に対応していないので、銀行出金となるのでご注意下さい。

入金手段以外の方法で出金申請をしても出金拒否されます。

ボーナスの出金申請

XMのボーナスは取引専用なので出金はできません。

ボーナスの出金申請をしようとしても、出金拒否となり手元にお金が届くことはないので間違えないようにしましょう。

ただ、ボーナスを使って取引をした利益は出金できます。

XMのボーナスには90日の有効期限があります。

使い切れずに90日持ったままになってしまうと、期限切れとなって消滅してしまうのでかなりもったいないです。

ボーナスがあるうちは積極的な取引をおすすめします。

また、ボーナスを持ったままの出金には注意して下さい。出金をすると出金額と同じ割合のボーナスが消滅します。

資金の10％を出金すると、上記のようにボーナスが消滅します。

まとまった金額をXMから出金する予定の人は、まずはボーナスを使い切ってしまってから出金申請をすると損しません。

入金額以上の出金を別の手段で申請

XMでは入金額以上の金額の出金は銀行送金一択です。

クレジットカードやオンラインウォレットへの出金はできないので、出金拒否となり申請をすることができません。

例えばクレジットカードで1万円入金したとします。

取引をして利益が3万円になったので出金をしようとする場合、以下のような出金の方法になります。

1万円	クレジットカードに出金
2万円	銀行に出金

入金額までは入金方法と同じ方法で出金なので、クレジットカードに1万円が出金されます。

そして利益分は銀行一択なので銀行出金です。

XMの出金のルールを理解していないトレーダーが意外と多いので、入金額までの出金と利益の出金を覚えておいて下さい。

証拠金維持率が150％以下になる出金

XMは証拠金維持率が150％以下になる出金は出金拒否をしています。

低い証拠金維持率で取引を続けてしまうとロスカットのリスクが高くなるので、リスク回避のために出金拒否をする仕組みになっているのです。

証拠金維持率を気にかけるのはトレードをするうえで当たり前です。

強制的にロスカットされてしまう事態を防ぐためにも、証拠金維持率をしっかり意識して安定した取引を心がけましょう。

他人の口座への出金

他人名義など登録情報と違う名義への出金は出金拒否されます。

XMの利用規約をしっかり確認している人やよくある質問を読んだ人は分かると思いますが、登録名義と同一名義への出金しか受付をしていません。

マネーロンダリングや犯罪に悪用されるのを防ぐためです。

また、単純な名義変更のミスで出金拒否をされてしまったトレーダーも意外と多くいました。

結婚や離婚によって名字に変更があった場合です。

名字が変わったという事情があったとしても、登録情報と出金先名義が違うと出金拒否になるので必ず変更手続きをしておいて下さい。

非対応銀行への出金

XMが対応していない銀行への出金も出金拒否となります。

入出金に利用しようと考えている銀行に対応していない場合は、対応している銀行口座の準備が必要です。
 

上記の銀行への出金にはXMは対応していません。

XMの出金はソニー銀行や三井住友銀行がおすすめされています。住信SBIネット銀行やインターネット支店以外のみずほ銀行も利用可能です。

とはいえ、大手銀行への出金に対応しているので心配ありません。

XMで出金拒否にあったら

XMで出金拒否にあったら、まずは落ち着いて状況を確認して下さい。

まずは自分が禁止行為を取引で行ってしまっていないか、出金ルールを間違えて申請していないかを確認してみましょう。

そして出金スケジュールも同時に再確認します。

それでも出金拒否をされたり出金ができていない理由が分からない時は、XMのサポートに連絡をして原因を追求して下さい。

禁止行為や出金ルールの再確認

まずは禁止行為をしていないかを確認します。

禁止されている両建てやアービトラージ・指標や要人発言を狙ったハイレバトレード・レート遅延を狙ったトレードなどです。

うっかり禁止の両建てになってしまっていた場合でも出金拒否されます。

同じく出金のルールを間違っているだけでも出金拒否になるので、申請方法をもう一度よく確認してみて下さい。

禁止行為をしていない場合は申請をやり直せばうまくいくはずです。

出金スケジュールの確認

XMには出金スケジュールがあります。

出金申請をしてすぐに入金がないからと出金拒否されたと思う人もいますが、出金方法によって着金のタイミングが違うので覚えておきましょう。

出金方法	出金処理	着金
銀行	24時間	1営業日～5営業日
クレジットカード	24時間	2営業日～5営業日
オンラインウォレット	24時間	リアルタイム

オンラインウォレットの着金はリアルタイムで早いです。

でも銀行やクレジットカードになると数日かかるので、出金拒否されたと勘違いをしてしまうトレーダーがいます。

ただ処理に時間が必要なだけなので心配ありません。

土日祝日や銀行の時間外は処理ができないので、余裕を持って出金申請をしておいて下さい。

サポートに問い合わせ

出金拒否の原因が分からない時はサポートに問い合わせをします。

XMには日本語サポートがあるので、英語ができなくても大丈夫です。4種類のサポートが無料で使えます。

問い合わせ	時間	返信
チャット	平日8：00～22：00 土日9：00～13：00	リアルタイム
LINE	平日8：00～22：00 土日9：00～13：00	リアルタイム
メール	24時間365日	1営業日以内
電話(コールバック)	申請	指定された時間

チャットやLINEがリアルタイムで回答をもらえるのでおすすめです。

メールはいつでも送信できますが、返信は営業時間内にしか行われないので待ち時間が長く発生する可能性もあります。

電話は緊急用なので簡単には使えません。

公式サイトから電話サポートが必要な理由を書いて送信し、XMが認めたら指定された時間にコールバックされます。

XMの出金拒否についてのまとめ

今回はXMの出金拒否について解説しました。

あたかもXMが悪であるかのような出金拒否に関する口コミがありますが、トレーダーに原因があることがほとんどなので注意して下さい。

もう一度XMの出金拒否について復習します。
 

出金拒否ではなく何らかの事情があり着金が遅れている可能性もあります。

禁止行為も行っていないし出金申請もミスしていないという場合は、少し様子を見てそれでも着金しなければ問い合わせをしてみて下さい。

XMは安全で信頼できる業者なので悪質な出金拒否の心配は不要です。

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