バイナリーオプションとFXは違う！初心者でも稼げるのはどっち？

更新[2024/12/10]

バイナリーオプションとFXは比較されることが多い投資です。

為替を使った投資というのは同じですが特徴は違います。利益を出すには自分に合うのはどちらなのか的確な判断が求められるのです。

この記事では、バイナリーオプションとFXのそれぞれの違いや特徴について比較しつつ解説していきます。

 

バイナリーオプションとFXの仕組み

バイナリーオプションもFXも為替金融商品の一つです。

似たような投資だと思っている人も多いのですが、取引方法を見るとバイナリーオプションとFXには大きな違いがあります。

バイナリーオプション	オプションを取引する投資
FX	為替取引をする投資

では詳しく違いを見ていきましょう。

バイナリーオプションとは

バイナリーオプションはオプション取引で、権利の取引をします。

エントリーをした時の価格が一定時間経過した時に上がっているか・下がっているかを予想して、ペイアウト率によって利益が出る仕組みです。

引き分けは負け判定になる業者がほとんどです。

エントリーしたタイミングよりどれだけ高くなるかは関係ありません。

ほんの少しでも高く（低く）なれば予想的中となるので、シンプルな取引であることが特徴です。

スプレッド幅まで予想する難易度の高い取引もあります。

FXとは

FXとは「Foreign Exchange」の略で、正式名称は外国為替証拠金取引といいます。
少し難しいですが、簡単にいうと異なる通貨の売買取引のことです。

２つの異なる通貨の組み合わせで取引を行います。

例えば、FXではドルと円、ユーロとドル、ポンドと円などの通貨の売買などが行われます。

権利を購入するバイナリーオプションと違い、FXは直接通貨を売ったり買ったりすることで利益を出します。

FXの場合、上がると予想した場合「買い」を行い、下がると予想した場合「売り」を行います。

「上下を予想して利益を出す」というのは、バイナリーオプションと同じですが、FXの利益（損失）は為替の幅に左右され、為替の幅が大きくなるほど利益（損失）は大きくなります。

参考：為替オンライン（外部リンク）

バイナリーオプションとFXは何が違うの？

バイナリーオプションもFXも相場の値動きを予想する取引です。

値動きの予想は同じでも、大きな違いが8つあるので取引の内容としてはまったく別物と判断できます。

	バイナリーオプション	FX
資金	100円程度～	5円程度～
取引時間	24時間	24時間
取引回数	制限なし	制限あり
レバレッジ	なし	あり
スワップポイント	なし	あり
自動売買	使用不可	使用可能
通貨ペア	少ない	多い
利益・損失	判定時間に決定	決済により決定
値動きの影響	小さくても稼げる	小さいと稼ぎにくい
コスト	無料	スプレッド

多少のリスクがあっても利益を追求したい人はFXが向いているでしょう。

反対にあまりリスクを追わずにコツコツと利益を追求したい人にとっては、損失が限定され小さな利益を重ねるバイナリーオプションがおすすめです。

では特徴や違いを詳しく比較していきましょう。

取引の流れの違い

バイナリーオプションとFXの取引の流れの違いです。

初心者向けでシンプル簡単なのはバイナリーオプション、経験者向けでスキルが必要になるのがFXとなっています。

バイナリーオプション	エントリー後、判定時間がくるまで待つだけ
FX	エントリー後、好きなタイミングで決済

バイナリーオプションは選んだ判定時間がくるまで待っていれば取引が終わります。

でもFXはバイナリーオプションと違い、相場の値動きを見て自分で決済ボタンを押して取引を終了させなければいけません。

どこまで利益を追求するか、どこまで損失を許容するかにより判断します。

利益・損失の違い

FXはバイナリーオプションと違い、ハイリスク・ハイリターンです。

バイナリーオプションはエントリーをする前に勝てばいくらの利益なのか、負ければいくらの損失なのかはっきり分かっています。

例えばペイアウト率2.00倍で1,000円掛けたとします。

勝ち	2,000円ペイアウトで1,000円の利益
負け	1,000円の損失

ペイアウト率が2倍なので戻ってくるのは2,000円。

エントリー金額が1,000円なので負けた時は掛け金の没収となり、1,000円が丸っと損失になるというシンプルな結果になっています。

でもFXは決済のタイミングによって利益・損失が変わります。

利確をしたタイミングで利益50,000円だったとしても、1時間後に決済をしていれば60,000円だったなんてことも。

しかもレバレッジによって資金以上の損失が出るリスクもあるのです。

信用で買建てた銘柄の値下がり、または、売建てた銘柄の値上がりによって出る建玉の含み損や、担保の値下がりによる担保価値の低下などにより、担保(保証金)率が一定の比率(最低維持率)を下回った場合、定められた期日までに追加で担保(保証金)を預け入れる必要があります。

引用：松井証券「追証とは」

レバレッジやスワップポイントの違い

バイナリーオプションにはレバレッジやスワップポイントはありません。

でもFXには存在します。仕組みをしっかりと理解しないまま取引を始めてしまうと、損をするだけなので知識が必要です。

レバレッジとは少しの資金で大きな取引ができるシステムです。

例えば国内FX最大の25倍のレバレッジだと上記のようになります。

最大で75万円分の取引までできるようになるので、持っている資金以上の取引ができるシステムです。

大きなリターンが期待できる分、リスクも大きくなります。

スワップポイントはFXで取引される2ヶ国間の通貨の金利差のことで、金利差調整分とも呼ばれています。

アメリカの金利	日本の金利	スワップポイント
5.0％	-1％	4％

要するに売った通貨の利子を払い買った通貨の利子を受け取った時、差額がプラスになっていればプラススワップポイントです。

反対に損をした時はマイナススワップで支払わなければいけません。

FXでは取引利益とは別にスワップポイントがありますが、バイナリーオプションは取引利益のみなので取引の幅は狭いです。

自動売買使用の違い

バイナリーオプションでは自動売買は使えません。

どのバイナリーオプション業者も自動売買ツールの使用は禁止行為に掲げてあるので、バレたら口座凍結・強制解約・利益の没収などの措置が取られます。

でもFXはバイナリーオプションと違い自動売買ツールが使えます。

自動売買ツールには予め取引条件を設定しておきます。

条件を満たした時に自動的にエントリー・利確・損切りをしてくれるので、ずっとパソコンに張り付いている必要がありません。

放置していてもプラスが出せるのでFXでは使っている人も多いです。

値動きの影響の違い

バイナリーオプションとFXの値動きの影響は大きく違います。

予想外の値動きによって相場が急激に上がったり下がったりしたとしても、動いたpipsはバイナリーオプションでは関係ありません。

どれだけ上昇したか下降したかではなく、上がったか下がったかだからです。

でもFXになるとバイナリーオプションとは違って、値動きの大小が利益・損失に影響を及ぼします。

バイナリーオプション	・値動きの大小は関係ない ・上がったか下がったかで結果が決まる
FX	・購入時と決済時の価格差で損益が決まる ・変動が大きいと損益が大きい ・変動が小さいと損益が小さい

価格差で損益が決まるFXは一定以上の値動きがないと効率のいい取引ができません。

でもバイナリーオプションなら値動きが小さい相場でも、うまく予想を立てることができれば勝って利益にすることが可能です。

コストの違い

コストとは投資をするうえでの手数料のことです。

基本的にバイナリーオプションでもFXでも大きな違いはなく、大きなコストがかかるということはありません。

ただ、FXにはスプレッドの存在があるのでお忘れなく。

スプレッドを超える値動きがないと利益にならないので、実質的に取引手数料と考えられています。

変動しているので一見トレーダーはどのくらいの手数料がかかっているのか分かりにくいですが、公式サイトに還元率が掲載されているので確認できます。

どのFX業者も90％前後なので大きなコストとは言えないでしょう。

初心者はバイナリーオプションがおすすめ

FXは自分で判断をして取引を進めるスキルが必須です。

相場を読む力・分析をする力・利確や損切りの判断をする力などが必要なので、初心者にはかなり難易度が高い内容となっています。

でもバイナリーオプションはシンプルで分かりやすいです。
 

短時間でサクッと取引ができるので、忙しい人でも大丈夫です。

仕事や学校、家事の合間に取引をしている人もいます。長い時間パソコンの前に張り付かなくていいので、ストレスにもなりません。

ただ、初心者におすすめだからといって絶対稼げる訳ではないです。

バイナリーとFXの併用もあり

リスク分散のために、バイナリーオプションとFXを併用している人も多いです。

FXはバイナリーオプションと違ってハイリスク・ハイリターンだとご紹介しましたが、ハイレバにしすぎなければそこまで大きなリスクは負いません。

ダイナミックトレードをしないのであれば、併用を検討してみましょう。

現状俺もバイナリーとFXを併用してはいますが、FXは値幅を取る取引になりますから、時間のある時にしか出来ず、9・1くらいの比率でバイナリーですね。。。解ればバイナリーの方が稼げますね。。。

— Lover's magician☆家系トレーダー☆ (@u4o18td0I3IkuMB) March 29, 2020

併用してみると自分がどちらに向いているか分かる場合もあります。

バイナリーオプションは合わない、FXは合わないと思った時は1つに絞って取引をすればいいので辞めればいいだけです。

資金を使いたくない時はデモを併用して比べてみましょう。

初めてのバイナリーオプションにおすすめの業者

バイナリーオプションに初めて挑戦する人は安全性・信頼性が高い業者がおすすめです。

海外バイナリーオプションは日本の金融庁の規制を受けないので自由度が高いですが、監視下にないためトラブルも発生しています。

巻き込まれても泣き寝入りになることも珍しくはないのです。

安全に投資をするためにも長い運営実績があり、日本人トレーダーの利用率も高い海外バイナリーオプション業者をご紹介します。

ハイローオーストラリア

公式サイト

詳細情報

会社名	HLMI Markets International Limited
ライセンス	マーシャル諸島金融ライセンス保有
資金管理	分離管理
最高ペイアウト	2.30倍
最低ペイアウト	1.80倍
入出金手数料	無料
入出金	最低入金額：5,000円最低出金額：10,000円
日本語サポート	メール・チャット
特典	新規口座開設で5,000円キャッシュバック

海外バイナリーオプションといえばハイローオーストラリアです。

日本人トレーダーの殆どが利用している業者で、運営実績が10年以上あります。安全性や信頼性も確保されていて安心です。

迷った時はハイローオーストラリアを選ぶのがおすすめです。

ザオプション(theoption)

公式サイト

詳細情報

会社名	TCG holdings Ltd.
ライセンス	TCG(theoption Capital Group Ltd.) : No. FFA000313
資金管理	なし
最高ペイアウト	2.30倍
最低ペイアウト	1.80倍
入出金手数料	無料（例外あり）
入出金	最低入金額：5,000円最低出金額：5,000円
日本語サポート	メール・チャット
特典	新規口座開設+初回入金・取引ボーナス・その他ボーナス多数

まとめ

ここまでバイナリーオプションとFXの違いについて解説してきました。
最後に、バイナリーオプションとFXの比較をもう一度まとめます。
 

これらを理解してどちらの投資がいいか、自身の状況と照らし合わせて決めるといいかと思います。

この記事を書いた人
出身：大阪府 趣味：釣り・旅行 投資歴：10年 サイト管理人の田中国男です。 僕がBO初心者の時、詐欺業者に入金後、資金を持ち逃げされて悔しい思いをしました(泣） 以来、必死に勉強して徐々に勝率を上げ今では専業トレーダーに。 僕のような被害者を生まないために2015年、このサイトを立ち上げて有益な情報を発信しています！ さらに詳しいプロフィールはこちらに！