バイナリーオプションはやめとけの根拠は？やってはいけない理由はあるのか徹底調査

更新[2024/01/11]

バイナリーオプションは人気の投資ですが「やめとけ」という情報も多いです。

でも副業にして安定した副収入を得ているトレーダーもいれば、一握りですが本業にして生活を立てているトレーダーもいます。

なのになぜバイナリーオプションはやってはいけないと言われるのか。

今回はバイナリーオプションはやめとけと言われる根拠や理由について、徹底調査をして真相を追求してみました。

バイナリーオプションがやめとけと言われる理由

バイナリーオプションは「やめとけ」の情報に戸惑った人も多いはずです。

業者の情報を得ようとして検索をした時に、やめとけ・やってはいけないと表示されると尻込みしてしまうのは仕方がありません。

バイナリーオプションはやめとけと言われる理由は5つです。
 

中でも最も大きな理由になっているのが、詐欺業者の存在です。

バイナリーオプションの人気を悪用してトレーダーに対して詐欺行為を行っているので、業界でも迷惑な存在となっています。

日本人は投資に否定的な人が多い

日本人は他国と比べて安全志向がとても強い特徴があります。

NISAやiDeCoなどがSNSなどで若者にも広がり、2022年には高校の授業でも金融教育が導入されたにも関わらずまだまだ否定的な意見が多いです。

日本・アメリカ・ヨーロッパで資産形成を比較してみましょう。

	日本	アメリカ	ヨーロッパ
預金・現金	54.3％	34.3％	13.3％
株式・投資信託	14.3％	27.8％	51.0％
保険・年金	27.4％	33.8％	29.0％

日本人は貯蓄やタンス預金が半数以上あり投資が少ないのが特徴です。

反対にヨーロッパやアメリカでは貯めておくよりも、株式や保険などで資産を運用している人が多いことが特徴となっています。

損をしたくない・面倒臭い・難しいなどの理由で日本人は投資を避けるようです。

バイナリーオプションも上記のような理由からやめとけ・やってはいけないと言われるようになっていきました。

丁半博打のギャンブルだと思われている

バイナリーオプションはHigh・Lowの二択を選択して行う投資です。

もし予想が当たれば取引ごとに設定されているペイアウト率によって、お金が戻ってくるので丁半博打に似たギャンブルだと思っている人もいます。
 

当然、丁半博打は賭博なのでギャンブルです。

完全に運任せの取引になるのでやめとけと言われるほどのリスクがあります。でもバイナリーオプションは違います。

投資なので運任せの取引にはならないのです。

この大きな勘違いからやってはいけないという情報が出回ってしまったというのも理由のひとつとなっています。

リスクへの拒絶反応

投資には絶対はなく、リスクはつきものです。

もちろんバイナリーオプションも同様で、 いくら資金管理やメンタル管理を徹底して分析をして取引をしても負ける時は負けます。

リスクがあるならやめとけという考えの人もいるのです。

安全志向が強いとご紹介したことで予想はついていると思いますが、日本人はかなり保守的な国民性があると言えます。

「冒険しリスクを冒すこと・刺激のある生活は人生において大切だと思う」

日本	25.8％
アメリカ	52.8％
韓国	72.0％

上記の結果を見て分かるように、バイナリーオプションのようなリスクがある投資をすることを、人生において大切と考える人は少ないのです。

拒絶反応からやめとけと言う人もたくさんいます。

リスクがある＝やってはいけないと考えるのであれば、バイナリーオプションに限らず株もFXもできません。

成功者の割合が少ない

実はバイナリーオプションの成功者はそこまで多くはありません。

投資なので簡単に稼ぐことは難しいのは当然ですが、実際に勝ち組になれたトレーダーは全体の20％前後だと言われている世界です。

億り人なんて夢のまた夢ですね。

よって負けた・資金が全部なくなった・勝てないなどのマイナスな情報も多く、成功できないイメージも強い特徴があります。

ここから「どうせ勝てないからやめとけ」に繋がるのです。
 

上記のレベルの利益を出せるトレーダーはザラにいます。

でも 大金を稼ぐことができるのは全体のわずか20％前後なのです。イコールやってはいけないとはちょっと違う気はしますが…。

詐欺業者による悪印象

バイナリーオプションはやめとけと言われる1番の要因です。

うまく稼げないトレーダーやこれから稼ごうとしているトレーダーを狙って、詐欺業者は次々と手を変えてアプローチをしています。
 

物や情報を売るだけでなく、ネズミ講やマルチ商法もあります。

元SKEのメンバーがバイナリーオプションのレクチャー詐欺で逮捕されたニュースがみなさんの記憶に強く残っているのではないでしょうか。

愛知県警で一日警察官を務めたこともあるSKE48の元メンバー、山田樹奈容疑者が逮捕！！

出会い系サイトやSNSで、バイナリーオプションで儲かるノウハウがあるなどとうたい指導料として100人以上から約5800万円現金を騙し取った疑い。

ガチガチの詐欺じゃん… pic.twitter.com/XCHJJ3Cu8F

— 臨死のうみちゃん (@umiuminemui) March 16, 2021

他にも有名どころではなく、名前も知らないような業者は詐欺バイナリーオプションの可能性が高いです。

いきなりサイトが閉鎖され、入金した資金と出した利益をすべて持ち逃げされます。

バイナリーオプションの詐欺がニュースで取り上げられることも多くなり、やってはいけないという印象が世間に広まってしまいました。

やめとけとバイナリーオプションを否定する人の特徴

バイナリーオプションはやめとけと否定する人には特徴があります。

これからデビューをしようとする初心者を気遣うというよりも、 自分が失敗した腹いせのこともあるので情報が全て真実とは限りません。

やめとけとバイナリーオプションを否定する人の特徴は3つです。
 

ではなぜ上記のようなことが起こるのか詳しく解説していきます。

取引で損失を出してしまった

完全な腹いせですが、取引で損失を出しやめとけと拡散する人もいます。

とても残念なことですがSNSや5ちゃんねるを見ていると、かなりの数のやめとけ情報が書き込まれていることが分かるはずです。

0098名無しさん＠お金いっぱい。
2022/09/21(水) 21:40:23.48ID:tZFRNZUB0
ハイローなんて勝てないからやめな

出典：5ちゃんねる

やめとけと拡散する人はなぜ負けたのかはほぼ書いていません。

勉強・情報収集・分析・資金管理をしても損失が出たのか、適当に取引をして損失が出たのかは分からないのです。

やってはいけないという根拠が不明なので、信ぴょう性もありません。

出金拒否や口座凍結のトラブルがあった

バイナリーオプションには出金拒否や口座凍結があります。

もちろん業者が一方的に行うのではなく、何らかの原因があってとられる措置です。自業自得でも納得できない人もいます。

出金拒否	・カードの不正利用 ・入金に対して利益が大きすぎる ・マネーロンダリング ・業者が指定する禁止行為
口座凍結	・他人名義の口座の利用や身分証の偽装 ・複数口座開設 ・自動売買ツールなどの使用 ・業者が指定する禁止行為

自分が規約に違反してしまったのにペナルティを受けたことで、 怒りに任せてやめとけと悪評を流す人もいるのです。

自業自得なのでやってはいけない理由にはなりませんよね。

ただ、稀に理由が分からない場合や詐欺業者を使ってしまっていたという人もいるので全てが当てつけのやめとけではないのも事実です。

バイナリー以外への投資へ誘導したい

バイナリーはやめとけと否定して他の投資へ誘導する場合もあります。

稼げない・ハイリスクなどを理由にやってはいけない投資であると教え込み、紹介報酬がもらえる別の投資へ誘導するのです。

当然、誘導先の業者は一切関与していない悪質な勧誘方法です。

通常は自分のホームページやブログなどを使って魅力を発信し、共感した人が登録をして報酬を得るので汚い手口だと言えます。

🚨注意喚起🚨

最近の詐欺の手口

ハイローの勝ち方教えます
↓
支払いは楽天ラクマで指定した商品を購入してください
（無関係な腕時計など）

このパターンが急増中！
楽天ラクマへ誘導されたら100%詐欺！
匿名取引なので逃亡されます

勝率などは全部ウソ！！#バイナリー #ハイロー#投資初心者 pic.twitter.com/kei8q0xe1V

— ふさふさ (@23_fusafusa) May 23, 2023

最近は上記のツイートのようにアフィリエイト報酬狙いではなく、フリマアプリなどで商品を購入させることが目的の詐欺も増えています。

うまく誘導されて報酬や売上の材料にされてしまうだけです。

バイナリーオプションをやってはいけない人

本当にバイナリーオプションをやってはいけない人はいます。

始めたとしても資金を全部溶かしてしまうリスクが高いので、以下に1つでも該当する人に対しては「やめとけ」という情報は真実です。
 

1つでも該当する場合はバランスが崩れ勝率が安定しません。

全て無くしてから後悔することになる可能性が高いので、バイナリーオプションはやってはいけないと言えるでしょう。

簡単に稼げると安易な考えを持っている

何度も言いますがバイナリーオプションは投資です。

どんな投資でもリスクは大なり小なり必ずあり、絶対稼げる・絶対勝てるなんて保証はどこにもありません。
 

こんな詐欺業者の決まり文句を簡単に信じて、これで大金を稼げると思い込んでしまう人はやめとけの一言です。

投資は人それぞれに攻略の仕方が違うので正解はありません。

ネット上に転がっている適当な情報で簡単に稼げると思っているのであれば、手を出さないようにしてください。

勉強や情報収集が嫌い

バイナリーオプションは為替の値動きを見て分析をして取引をします。

短時間取引にはファンダメンタル的要素はほぼ関係ないと言われていますが、値動きの予想のためには最低限の情報は必要です。

取引前に知っておきたい情報はたくさんあります。

チャートについて	・ローソク足の読み方 ・インジケーターの使い方 ・画面表示やその他機能の使い方
取引画面について	・各ボタンの配置 ・転売方法 ・各機能の使い方
取引について	・通貨ペアの値動きの特徴 ・勝ちやすい時間帯の把握 ・相性がいい取引の種類や判定時間
経済について	・経済指標の発表スケジュール ・世界の経済に関するニュースの確認 ・要人発言 ・テロや事件、事故などの情報 ・自然災害の情報

常に新しい情報を取得し続けなければ、急変などに巻き込まれる可能性があります。

バイナリーオプションのスキルアップのための勉強や、エントリー前の分析に活用する情報収集が面倒なら最初から取引はやってはいけません。

投資ではなくギャンブルになってしまうリスクが高いです。

また、取引の後に定期的に復習をしてなぜ勝ったのか・負けたのか理由を知り、次の作戦を立てる努力も必要となります。

感情的になりやすい

感情的になりやすいと自覚がある人にはやめとけと強く言いたいです。

バイナリーオプションは投機性が高いので、熱くなりすぎると投資ではなくギャンブルになってしまうリスクがあります。
 

なぜHighなのかLowなのか理由もなしに取引をする原因になります。

一度バイナリーオプションがギャンブル化してしまうと、借金をしてでも取引をしたりと中毒になる人もいるようです。

負けてイライラしたり勝って調子に乗るなら、やってはいけないと言えます。

資金管理が面倒くさい

バイナリーオプションでは取引記録がおすすめされています。

その日に使った投資資金・利益・損失を記録していくことで、自分の資金がきっちり管理できるからです。

今日は22勝18敗でヤメ❣️
今日はめちゃくちゃ揉んだ💦
最初の５連敗が効いてるなー🥺笑
画像のペイアウトに￥付いてるのが勝ち判定です！

ほんとウケるくらいヘタクソ
なんだけど、BSCのバカラで習った資金管理とマインドのおかげで
バイナリーでもギリ勝ててます✨
感謝😊

ごちそうさまです😋🙏✨ pic.twitter.com/tGeFJTulZZ

— 🃏YUTAMPO｜🥁ドラマー｜💰元BSC1期 (@yutampo_exBSC) August 9, 2022

ほんの数分だけのちょっとの手間なのに面倒くさいと思うなら、バイナリーオプションでの投資はやってはいけないと言えます。

資金管理の基本は4つです。

利益と損失	目標とする利益と許容損失額を決める
取引	1回のエントリーの掛け金を決める
入出金	入金額と出金額の記録をつける
記録	当日・週間・月の損益を記録する

バイナリーオプションでは目標利益は資産の5％～10％程度に設定する人が多いです。

反対に許容損失額は資産の50％以下となります。1回の掛け金は資産の2％～5％で設定されることが多く、リスク軽減にもなります。

資金管理は投資には必須なので、面倒なら取引はやめとけとなるのです。

バイナリーオプションを始めたらやってはいけないこと

最後にバイナリーオプションを始めたらやってはいけないことをご紹介します。

せっかくの知識やスキルがムダになり、負けて損失を出してしまう可能性が高いので常に意識しておいてください。

やってはいけないことは4つあります。
 

ムダな損失やペナルティを避ける重要な注意事項です。

運や勘に頼った分析なしのエントリー

バイナリーオプションに運や勘は必要ありません。

テクニカル分析をして今後の相場の値動きを予想して取引をするので、ギャンブルトレードは絶対にやってはいけないと頭に叩き込んで下さい。

当然、運や勘でも勝つことはあります。

でも安定した勝率を出せることはなく、 簡単に10連敗するなんてことも珍しくはないのです。

気が狂いそうです。いや、もう気が狂ってるかもしれません。バイナリーオプションで15連敗しています。金額を大きくかけているわけではありませんが、チャート見て、ルール通りにやって10連敗、逆にやってみたらそれで3連敗、コイントスしても2連敗。

気が狂いそうです。
ハイローオーストラリアです。最後には、大きな金額を一度にカンで３０秒でかけましたが、全くの同値で終了し、すべてを失いました。

スプレッドがあるわけではないので、勝率は５０％近くになってもおかしくないのですが、ずっと連敗です。気が狂います。さっき、部屋の壁を３か所殴って凹ませて、足でけって穴をあけてしまいました。でももうどうでもいいです。とにかく勝てません。気が狂います。

出典：Yahooファイナンス　教えて！お金の先生

上記の場合は 10連敗までいく前に引き際があったのではないでしょうか。

状況を見ていないので断言はできませんが、コイントスや勘まで使ってしまっている時点でやってはいけない人に該当しています。

感情的になりやすいのも心配な案件でした。

余剰金以外の資金の使用

バイナリーオプションの余剰金以外での取引はやってはいけないことです。

余剰金とは生活するために必要なお金以外の余ったお金のことなので、もし負けて損失を出しても生活に影響が出ることはありません。

でも余剰金にまで手をだすようになると、生活に悪影響が出ます。

「お金ないからバイナリーを…」ってツイート見て危機感😱
本来、投資は余剰金でやるもの。ギリギリの財務状況でバイナリーなんてやり始めたら、それこそ大変な目に会いますよ😱😱
余裕を持ってやりましょう😊

— tokage農民バイナリー@EAで負けて裁量奮闘中 (@tokagebinary) July 24, 2022

まずは少額から取引を初めて余剰金が増えたら少しずつ掛け金を増やすという方法もあるので最初から焦らないでください。

生活費まで使うようになると借金のリスクも高くなります。

そもそも家族や友人・金融機関からお金を借りてまでバイナリーオプションにのめり込むのは危険です。

マーチンゲールなどのギャンブル手法

バイナリーオプションにマーチンゲールは不向きです。

マーチンゲールは勝率50％以上・ペイアウト率2倍以上の取引でないと成立しません。負けたら掛け金を倍にする手法です。

連敗するたびに掛け金が倍になるので、まとまった資金が必要です。

さらにバイナリーオプション業者ごとに最大掛け金の上限が決まっているので、途中で中断して利益が出せない可能性もあります。

パーレー法(逆マーチンゲール)も同様です。

社会人時代
バイナリーはマーチンゲール法を多用していました。バカでも一時的には勝てるんですよ。次第に連敗が続き、熱くなるとコツコツ勝ったお金も溶かしてしまう。
取り戻そうと競馬で博打をし、更に負債を抱える…
病気だ、病気なんですよ#ギャンブル依存症　#借金

— あつお@借金500万超 (@atsuo_nake1000) July 5, 2023

勝って得た利益までまた使ってしまう依存に陥った人もいました。

かなりハイリスクな取引方法なので、バイナリーオプションでは絶対にやってはいけないと言われています。

業者が指定する禁止行為

バイナリーオプション業者には禁止行為があります。

公式サイトに利用規約が必ず表示されているので、目を通しておいてください。該当行為は絶対にやってはいけません。

例えばハイローオーストラリアでは以下が禁止行為に設定されています。

・第三者からの助言による取引
・インサイダー取引やなりすまし
・VPSやVMからの取引
・最低取引やレート遅延を狙った取引
・自動売買ツールやコピートレード
・他社口座の利用や複数口座開設など

禁止行為に該当した場合は、口座凍結・強制解約・利益の没収などのペナルティを受けることになります。

二度と利用してるバイナリーオプション業者が使えなくなるので、投資生活を続けたいのであればルールを守って取引をしてください。

読んで分かるように、投資をするうえで当然のルールです。

当たり前のことが守れないのであればやめとけと言われるのも納得できますね。

バイナリーオプションはやめとけの真相

結果、バイナリーオプションはやめとけは嘘ではありませんが人によるということです。

何もしなくても稼げると思っている人や、ギャンブル感覚で取引をしようと思っている人にとってはやめとけは真実となります。

でも計画的にリスクを理解して取引をするならやめとけは嘘です。
 

上記に該当する人はバイナリーオプションをやってはいけません。

相場の値動きを見ながら分析をして冷静に取引ができる自信がある人なら、バイナリーオプションで痛い目に合うリスクは低いでしょう。

この記事を書いた人
出身：大阪府 趣味：釣り・旅行 投資歴：10年 サイト管理人の田中国男です。 僕がBO初心者の時、詐欺業者に入金後、資金を持ち逃げされて悔しい思いをしました(泣） 以来、必死に勉強して徐々に勝率を上げ今では専業トレーダーに。 僕のような被害者を生まないために2015年、このサイトを立ち上げて有益な情報を発信しています！ さらに詳しいプロフィールはこちらに！