【勝率安定】バイナリーオプションのトレンド見分け方5つ


バイナリーオプションでトレンドはとても重要な情報です。

価格が上昇している・下降している・持ち合いでレンジになっているなど、価格の推移や大きな動きのことを意味します。

バイナリーオプションは、チャート上でどのようなトレンドが発生しているかを見極めることで、勝率を安定させることが可能です。
 

本記事では、 バイナリーオプションにおけるトレンドの5個の見分け方と、トレンドに効果的なインジケーターをわかりやすく解説します。

勝率アップのためにぜひ詳しく教えて下さい!


トレンドを見極めて根拠があるエントリーができるように解説しますよ


トレンドとは

トレンドとはの意味は、「傾向。趨勢。経済変動の動向など」です。

つまり、バイナリーオプションでいうトレンドとは価格(チャート)が上がっているときなのか、あるいは下がっているときなのかという「傾向」を表しています。

トレンドには大きく分けて「上昇トレンド・下降トレンド・横ばい」の3種類。

そちらをご紹介します。

上昇トレンド

上図が上昇トレンドを表しています。

図のように上昇トレンドは価格が上昇していることを表していて、具体的には高値がさらに切り上げられながら相場が推移していくと上昇トレンドです。

例えば、直近の高値が1ドル100円で次の価格が101円になったとき、高値切り下げられていて「上昇トレンド」ということが分かります。

下降トレンド

上図は下降(下落)トレンドを表しています。
図のように下降トレンドは価格が下降していることを表していて、具体的には安値がさらに切り下げられながら相場が推移していくと下降トレンドです。

例えば、直近の安値が1ドル100円で次の価格が99円になったとき、安値が切り下げられていて「下降トレンド」ということが分かります。

横ばい(レンジ、ボックス)


上図は横ばいを表しています。
図のように横ばいの場合は価格が上昇も下降もしていないことを表していて、具体的には直近の高値と安値を更新せず、その高値と安値の間で相場が動いている状態です。

横ばいのトレンドが続くと「ボックス相場」や「レンジ相場」と呼ばれます。

トレンド相場で使用すべきインジケーター

インジケーター(テクニカル指標)を使うとトレンドを発見しやすく、反転も見つけやすくなります

そこで、トレンド相場で使用すべきインジケーターを詳しく解説していきます。

また、トレンドを発見するのに強いもの、トレンドの反転を発見するのに強いものとそれぞれ解説していきます。

移動平均線(トレンドの発見)

移動平均線は上述した通り、上から順に長期・中期・短期で並んでいると上昇トレンドが出現しているといえます。
また、上から順に短期・中期・長期で並んでいると下落トレンドが出現していて、3本の線が交わっているとレンジ相場が出現していると判断できます。

パラメータ設定は一般的に21日移動平均線・75日移動平均線・200日移動平均線にすることが多いです。

(導入方法)MT5では「挿入」⇒「インディケータ」⇒「トレンド系」⇒「Moving Average」で導入できます。

ZigZag(トレンドの発見)

ZigZagを使うと上昇トレンドではN字がチャート上に形成され、下降トレンドではN字の反転させたものが形成されます。

これを利用して、トレンド形成時に順張りエントリーができます。

zigzag

(導入方法)MT5では「挿入」⇒「インディケータ」⇒「カスタム」⇒「ZigZag」で導入できます。

ボリンジャーバンド(トレンドの発見と反転)

ボリンジャーバンドを使うと、バンドが「平行かつ上向き」であると上昇トレンドが形成され、「平行かつ下向き」だと下降トレンドが形成されていることが分かります。

また、 チャートがバンドに触れると直後に反転する可能性が高いです。

つまり、上昇トレンド時に上のバンドに触れると下落する可能性が高まりますし、下降トレンド時に下のバンドに触れると上昇する可能性が高まります。

また今回の場合はトレンドに着目していることもあって1σしか表示していません。特に反転に着目したい方は2σ、3σとパラメータを増やしておきましょう。

(導入方法)MT5では「挿入」⇒「インディケータ」⇒「トレンド系」⇒「Bollinger Bands」で導入できます。

RSI(トレンドの反転)

RSIは相場の反転を判断するインジケーターです。

チャートが「買われ過ぎている水準」まできたら下落へ反転する可能性が高く、チャートが「売られ過ぎ水準」まできたら上昇へ反転する可能性が高くなります。

パラメータは一般的に下が30%、上が70%として使うことが多いです。

(導入方法)MT5では「挿入」⇒「インディケータ」⇒「オシレーター」⇒「Relative Strength Index」で導入できます。

ストキャスティクス(トレンドの反転)

ストキャスティクスもRSIと使い方は同じで、相場の反転を判断するインジケーターです。

チャートが「買われ過ぎている水準」まできたら下落へ反転する可能性が高く、チャートが「売られ過ぎ水準」まできたら上昇へ反転する可能性が高くなります。

パラメータは一般的に下が20%、上が80%として使うことが多いです。

(導入方法)MT5では「挿入」⇒「インディケータ」⇒「オシレーター」⇒「Stochastic Oscillator」で導入できます。

トレンドの見分け方5つ

では、相場の中でどうやってトレンドを見分けていくのでしょうか。トレンドを判断する方法は大きく分けて5つあります。

トレンドを見分ける上で、当サイトではMT5(MT4)というツールの導入を推奨しています。
バイナリーオプションには必須ツールですので、まだダウンロードしていない方は下の記事を参考にして導入することをおすすめします。

MT5(MT4)は無料で使えるツールです。有料のインジケーターはバイナリーオプションにおいて一切必要ないので、使わないのはもったいないですよ。


①トレンドラインを引く

トレンドを見分ける方法の1つ目は、トレンドラインを引くことです。

上昇トレンドラインを引く

上図は上昇相場のトレンドラインを表したものです。
上昇相場の場合、複数の安値と安値を繋いで、いわゆるサポートライン(支持線)のように利用して上昇相場を判断しています。

チャートがサポートラインまで下がったら価格が反発し上がりやすくなっているのです。
したがって、トレンドの方向(上昇)へ順張りエントリーするという使い方をします。

※MT5でトレンドラインを引くには、「挿入」⇒「オブジェクト」⇒「トレンドライン」⇒「手動で引く」という手順が必要です)。

下降トレンドラインを引く

上図は下降相場のトレンドラインを表したものです。

下降相場の場合、複数の高値と高値を繋いで、いわゆるレジスタンスライン(抵抗線)のように利用して下降相場を判断しています。

チャートがレジスタンスラインまで上がったら価格が反発し下がりやすくなっているのです。
したがって、トレンドの方向(下降)へ順張りエントリーするという使い方をします。

横ばいトレンドラインを引く

トレンド相場の画像
上図はレンジ相場のトレンドラインを表したものです。

レンジ相場の場合、複数の安値と安値・高値と高値をそれぞれ繋いで2本の平行な線を引き、レンジ相場を判断しています。いわゆる、上の線がレジスタンスライン(抵抗線)、下の線がサポートライン(支持線)になっているのです。

レンジ相場の場合、はっきりしたトレンドが現れないためエントリーは避けた方が良いです。
しかし、上昇トレンドラインと下降トレンドラインで分かったように、上の線をレジスタンスラインとして利用して下の線をサポートラインとして利用すると逆張りエントリーも可能になります。

ただ、レンジ相場なのでどちらに動くか分かりにくいというのが注意点です。

さらに、レンジ相場ではレジスタンスライン(上の線)を上抜けたとき、サポートライン(下の線)を下抜けたときに、突き抜けた方向に相場が傾きやすくなります。

つまり、 相場がトレンドラインを突き抜けたときに順張りエントリーすると良いでしょう。

トレンドラインの注意点

トレンドラインの注意点は、当然ですが引いたラインから必ず反発するわけではないという点です。常に順張りしていてもうまくいかないときもあるでしょう。

トレンドラインだけを判断材料にするだけではなく、他のトレンドの見分け方を知っておくとより勝率も上がります。

そこで、トレンドライン以外のトレンドの見分け方を知っておきましょう。

ココから先はMT5(MT4)で使えるインジケーター(指標)を使ったトレンドの見分け方の解説です。インジケーターの知識がない方は、下の記事を読むと良いでしょう。

②移動平均線

今回の移動平均線によるトレンドの見分け方では21日移動平均線・75日移動平均線・200日移動平均線を利用していきます。

上昇トレンド

上図の上昇トレンドでは移動平均線が上から赤・青・緑と並んでいることが分かります。

つまり、 上から順に短期・中期・長期の順で移動平均線が並んでいたら上昇トレンドになっていて順張りエントリーに利用できます。

下降トレンド

トレンド相場の画像

上図の下降トレンドでは移動平均線が上から順にから緑・青・赤と並んでいることが分かります。

つまり、 上から順に長期・中期・短期の順で移動平均線が並んでいたら下降トレンドになっていて順張りエントリーに利用できます。

横ばい(レンジ相場)

トレンド相場の画像

上図のレンジ相場では移動平均線の3本(赤・青・緑)がクロスしていることが分かります。

つまり、 短期・中期・長期の移動平均線3本がクロスしていたらレンジ相場になっているのでエントリーを避けることもできます。

③ZigZag(ジグザグ)

ジグザグを利用した上昇トレンドと下降トレンドの見分け方を解説します。

上昇トレンド(N字型)

トレンド相場の画像

上図は上昇トレンド時のZigZagを表しています。上昇トレンドになると上図のようにN字が現れるのでトレンドの発生を見分けることができます。

上昇トレンドでの順張りエントリーの相場と判断できます。

下降トレンド(N字の反対)

トレンド相場の画像

上図は下降トレンド時のZigZagを表しています。下降トレンドになると上図のように反転したN字が現れるのでトレンドの発生を見分けることができます。

下降トレンドでの順張りエントリーの相場と判断できます。

3)横ばい・レンジ相場(V字型)

トレンド相場の画像

上図はレンジ相場の時のZigZagを表しています。レンジ相場になるとV字が現れるので相場が横ばいになっていてトレンドがないことを見分けることができます。

④ダウ理論

ダウ理論を利用した上昇トレンドと下降トレンドの見分け方を解説します。

上昇トレンド

トレンド相場の画像

上図は上昇トレンドを表しています。

ダウ理論でいう上昇トレンドは「直近の安値と高値が更新され高くなっているとき」のことです。

上図でもダウ理論の定義が現れていますが、実際の判断として 1つ目の安値・高値を(高い価格に)更新したら上昇トレンドと判断し、上昇方向へ順張りエントリーができるでしょう。

2)下降トレンド

トレンド相場の画像

上図は下降トレンドを表しています。

ダウ理論でいう下降トレンドは「直近の安値と高値が更新され安くなっているとき」のことです。

上図でもダウ理論の定義が現れていますが、実際の判断として 1つ目の安値・高値を(安い価格に)更新したら下降トレンドと判断し、下降方向へ順張りエントリーができるでしょう。

⑤ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドを利用した上昇トレンドと下降トレンドの見分け方を解説します。

1)上昇トレンド

トレンド相場の画像

上図は上昇トレンドを表しています。
ボリンジャーバンドを使うと、上昇トレンド発生時にはバンドが平行かつ右上へ向いています。

つまり、 ボリンジャーバンドが平行のまま上昇していると、上昇方向へ順張りエントリーできるのです。

2)下降トレンド

トレンド相場の画像

上図は下降トレンドを表しています。
ボリンジャーバンドを使うと、下降トレンド発生時にはバンドが平行かつ右下へ向いています。

つまり、 ボリンジャーバンドが平行のまま下降していると、下降方向へ順張りエントリーできるのです。

3)横ばい(レンジ相場)

トレンド相場の画像

上図はレンジ相場を表しています。

レンジ相場が発生しているときにはボリンジャーバンドが平行かつ横向きになっています(ただし、キレイに平行にはならないので発見には慣れが必要)。

トレンドの終わり・転換の見分け方

上でご紹介したトレンドの見分け方を利用して、トレンドの終わりを見分ける方法をご紹介します。

トレンドライン

トレンドラインは安値同士・高値同士を結んでサポートライン・レジスタンスラインのようにトレンドの発見に役立ててきました。

しかし、チャートがサポートラインを下抜けることや、反対にレジスタンスラインを上抜けることもあります。

チャートがトレンドラインを超えたときは、超えた方向に相場が転換する可能性が高いです。

トレンドラインで転換したチャート

つまり、安値同士を結んだトレンドラインを下抜ければ今までのような上昇トレンドは出現せず、そのまま下降方向に向かいます。

また、高値同士を結んだトレンドラインを上抜ければ下降トレンドが出現せずチャートはそのまま上昇方向へ向かいます。

要するにこれらはトレンドの終わりを表しています。

ダウ理論

上でご紹介したダウ理論はトレンドを見分けるためのものでした。

上昇トレンドでは「直近の安値と高値が更新され高くなっている」かどうかで判断し、下降トレンドでは「直近安値と高値が更新され安くなっている」かどうかで判断していました。

ダウ理論はトレンド発生の発見だけでなく、トレンドの終わりも見分けることができます。

ダウ理論でトレンドの終わりを見極める方法が「高値もしくは安値が更新されなかった時」です。

つまり、トレンド発生時のような高値・安値が更新されている状況とは逆になっているということになります。

ボリンジャーバンド

上記でご紹介したボリンジャーバンドはトレンドを見分けることができます。

バンドが平行になっているときにトレンドは形成され、バンドの方向によってトレンドの方向性が決まるインジケーターです。

しかしボリンジャーバンドは本来トレンドの反転を見つけるもので、チャートがバンドに触れると反転すると考えられます。

つまり、 上昇トレンド時にチャートが上側のバンドに触れると反転して下降に向かう可能性が高く、下降トレンド時にチャートが下側のバンドに触れると反転して上昇に向かう可能性が高くなります。

まとめ

トレンドの発見方法はオーソドックスなトレンドラインやダウ理論があります。

でも他にも移動平均線やジグザグ・ボリンジャーバンドのようなインジケーターを使うことも可能です。

結局のところ、トレンドラインのみでトレンドを判断して順張りエントリーを行うというのは少し無理があって、相場が反転したときに対応できなくなります。

1つの手法ではトレンドを判断するときに限界がありますの。
自分に合った納得のできる他の手法を組み合わせましょう。

また、ここまで紹介したトレンドの判断手法は一般的なものが多く使っている人は多いですが、必ずしも勝てるわけではありません。何回も試してみて手法を確立しましょう。
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この記事を書いた人
profile

出身:大阪府

趣味:釣り・旅行

投資歴:10年

サイト管理人の田中国男です。

僕がBO初心者の時、詐欺業者に入金後、資金を持ち逃げされて悔しい思いをしました(泣)
以来、必死に勉強して徐々に勝率を上げ今では専業トレーダーに。
僕のような被害者を生まないために2015年、このサイトを立ち上げて有益な情報を発信しています!

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