バイナリーオプションの曜日別の攻略法と注意点を解説


バイナリーオプションは、基本的に月曜日から金曜日までの平日に取引が行われています。

あまり知られていない・気にされていないのですが、実は曜日によって勝ちやすい・負けやすい傾向があるんです。
 

曜日ごとの傾向「火曜日・水曜日は勝ちやすい!」
「金曜日はマイナスで負けることが多いのはなぜ?」
「月曜日は勝敗が安定しない…」

曜日によって差が出るのは、市場の動きの傾向が異なるため。

今回は、バイナリーオプションの曜日ごとの攻略法や注意点を解説していきます。

曜日別の攻略法と注意点を知らずに取引をするのは損なので、ぜひ最後まで読んで勝率を安定させてくださいね!

曜日は今まで意識してなかったわ!

気にしない人も多いですが、曜日によって為替傾向は違うのです。

曜日ごとの為替傾向・注意点

基本的に、バイナリーオプションは土日の取引が行われません。

業者によっては土日でも取引可能な通貨ペアもありますが比較的マイナーな通貨のため、この記事では平日5日間に取引を行う場合を想定します。

曜日 相場の特徴
月曜日 荒れやすい
火曜日 落ち着いている
水曜日 落ち着いている
木曜日 落ち着いている
金曜日 荒れやすい

曜日別の傾向として、特に市場が荒れやすいのは月曜日・金曜日です。

火曜日・水曜日・木曜日は比較的安定していることが知られています。

曜日の画像

値動きのアノマリーを見ても火曜日・水曜日は安定しています。

木曜日はアメリカの「新規失業保険申請件数」の発表や「FRB政策金利」の発表、「GDP」の発表が重なっているので下落しやすい傾向があるようです。

取引をする時は木曜日は下落の可能性があると覚えておくといいでしょう。

バイナリーオプションの取引が行われる月曜日から金曜日について、各曜日ごとの傾向と注意点をまとめました。

際立った特徴を示す月曜日と金曜日に加え、特に癖の無い動きとなる火曜日~木曜日の3項目に分けて解説していきましょう。

週の真ん中がいいのね!

そのとおり!イレギュラーが少ないのは火曜~木曜なのです。


月曜日の窓埋めは有効?

月曜日は土日の2日間を挟んだ最初の平日です。

土日に発表された「事件・事故・災害・経済」のニュースが相場にまとめて反映されるので、市場のオープン直後に急激な値動きを見せる可能性があります。

週明けのロウソク足チャートはいつも大きな空白が開いているな、と感じている方もいるのではないでしょうか?

この現象は「月曜の窓」と呼ばれており、休日明け特有の現象なのです。

為替市場の画像

特に日本市場が開く9時の取引開始直後は相場が激しく変動し、相場が予想外の方向へ行ってしまうこともあります。

ただ、10時を過ぎる頃にはしだいに変動が弱まるのが特徴です。

取引開始直後の大きな変動の中でバイナリーオプションの予測をするのは困難なので、変動が弱まってきてから取引をするのがおすすめです。

管理人は、月曜日は取引しないことが多いですね。

一方で、「月曜日の窓」を利用して大きな儲けを狙うトレーダーもいます。

FX業界では「一度開いた窓は、埋まる可能性が高い」と言われており、窓が埋まると予測して取引する人が多いです。

ただし、窓が開いた勢いのまま上昇・下落が続く可能性もあるため、リスクの大きな取引と言えるでしょう。

月曜日も傾向や攻略法がわかればエントリーしてもいいかもね。

 

月曜日の窓埋めとは

取引所が閉まる土曜日の午前中のレートと、取引が開始する月曜日の朝のレートに違いが生じます。そのレート差を埋める取引が月曜日の窓埋めと呼ばれているのです。

月曜の窓埋めは、果たして勝ちやすい手法なのでしょうか。

結論を言うと、月曜の窓埋め狙いのトレーダーがいるほど有名な手法なため、初心者が試すには競合が多くて勝ちにくいと言えるでしょう。

窓は必ず閉まるとは言い切れませんが、多くのトレーダーが開いた窓を見て窓が埋まることを期待して逆張りでエントリーします。

すると結果的に窓が閉まる方向にレートが動く仕組みです。

この記事を読んでいる多くの方は副業トレーダーかと思いますので、1週間の始まりである月曜日の早朝にトレードをするのも現実的に厳しいですよね。

火曜日・水曜日・木曜日は相場が安定している

月曜日、金曜日に比べると、特に特徴が無く相場が平穏な傾向があるのが火曜日・水曜日・木曜日です。

特に癖が無い動きで、流れを予測しやすいと言えるでしょう。

バイナリーオプションは相場が上がるか・下がるかの二者択一で値動きの幅が無関係な取引なので、相場の流れを予測しやすい火曜日~木曜日にトレードするのがおすすめです。

投資の画像

ただし、経済指標が発表されるタイミングは火曜日~木曜日であっても相場が突発的な変動をしやすいです。

政策金利の発表や要人の発言など大きなイベントがあるとき、発表直前・直後のトレードは難しくなります。

当サイトでは何度もお伝えしているのですが、経済指標をチェックしてると勝率が安定しますよ。

また、相場の時間によっては突発的な動きになる可能性があるので注意しましょう。

欧州勢が市場に参入する時刻(夏時間で16時、冬時間で17時)と、米国勢が市場に参入する時刻(夏時間で22時半、冬時間で23時半)は市場が大きく動く可能性があります。

よって予測がしにくくなるので要注意です。

時間帯による傾向と対策は下記の記事にまとめています。

ハイローオーストラリアの記事ですが、他の海外バイナリーオプション業者を利用していても同じように活用できます。


金曜日の傾向・注意点

まず金曜日は魔の時間帯と呼ばれる取引に向かない時間帯が3つあります。

ニューヨーク市場・ロンドン市場・東京市場の3つの市場のクローズ時間です。決済注文が急増する可能性が高いので、バイナリーオプションでは予想外の結果になることがあります。
 

クローズ時間

ニューヨーク市場:5:00頃
ロンドン市場:24:30頃
東京市場:15:00頃

今までの値動きからテクニカル分析をしてエントリーをしたとしても、クローズに合わせて値動きとは無関係の決済注文が入ることが多い時間帯です。

相場が荒れる可能性が高いです


短時間取引がメインのバイナリーオプションでは、このトレーダー心理にのまれるリスクがあります。

テクニカル分析が効力を発揮しない時間帯の取引は避けましょう。

また、金曜日は経済指標の発表が多く、相場が振り回される可能性が高いです。

FXトレーダーのように判定時刻のないトレードを行っている人は、週末にポジションを解消しておくことが多いので、売り・買いが積極的に行われます。

このような相場では、必然的に値動きも大きくなります。
特に経済指標が予想を大きく外した結果となる場合、市場が激しく変動します。

経済指標が予測を上回るか、下回るかを一般のトレーダーが予測するのは困難なので、バイナリーオプションのトレーダーは取引を控えることが多いようです。

また毎月第一金曜日は、米国の雇用統計が発表されます。

為替の画像

米国の雇用統計は為替取引に影響する経済指標の中でも最重要クラスで、ドル買い・ドル売りに大きな影響を与えます。
市場も大きく変動するので、バイナリーオプションの予測を当てるのは難易度が高いと言えます。

アメリカの雇用統計は特に影響の大きい経済指標なのです。


一方で金曜日はトレードしないという方も、経済指標の発表自体は無視しないように気を付けましょう。
経済指標を知ることで経済の状態を把握したり、その後の市場の大きな流れを予測したりすることができます。

バイナリーオプションのに関係する経済指標は、以下の記事を参考にするとわかりやすいですよ。


曜日の特徴を取引にどう活かすのか?

バイナリーオプション取引は毎日・毎回エントリーしなければならない、というものではありません。
得意な曜日を知り、その日に集中的に取引をすれば、勝率をアップさせることができるでしょう。

上の項目で、相場が安定していて値動きの予測がしやすいのは火曜日、水曜日、木曜日であることを解説しました。
一般的には火曜~木曜に集中して取引を行うのが良いと考えられます。

曜日の画像

一方で、3日間に取引を集中させるということは、残りの2日間で稼ぐチャンスを捨ててしまう、ということでもあります。
取引回数が少なくなると資産を増やしにくくなってしまうことが気になる方も多いかもしれません。

毎日エントリーしたい人もいるかもしれないわね。

月曜日・金曜日でも、バイナリーオプションで利益を出すことは十分に可能です。

月曜日の取引開始直後や、金曜日の日本市場が閉まる直前のような相場が大きく動くタイミングを外せば、火曜日~木曜日と同じように予測しやすいタイミングは存在します。

難易度が高い曜日はエントリーの回数を減らして予測が難しい時間帯を避けましょう。

傾向さえわかっていれば、何曜日にトレードしても構わないのですけどね。火曜~木曜が無難であることは間違いありません。

あえて金曜日の相場を狙う方法もあり

初心者にはおすすめしませんが、あえて金曜日を狙う方法もあります。

曜日の特徴を活かしてエントリーをして利益をあげるのです。難易度が高いので慣れるまでは挑戦するのはやめておきましょう。

まず狙える相場1つ目は、毎月第一金曜日のアメリカの雇用統計です。

米雇用統計の発表前と発表後

発表は日本時間21:30頃なので夜の取引になります。

金曜日のアメリカの雇用統計の発表による値動きを狙ったバイナリーオプションの攻略のポイントは2つです。
 

攻略のポイント①発表時の急騰や急落の後の逆張りを狙う
②発表後のレンジ相場で逆張りを狙う

急騰や急落を見せた後の相場は、一時的に反発をする可能性が高いです。

アメリカの雇用統計が発表された後に急騰急落があったら、ヒゲがないローソク足(坊主)が出現していないか探してみて下さい。

坊主の出現はエントリーチャンスです。

ヒゲがあるローソク足だったらどうするの?


坊主以外は勝率が下がるので複数足で分析をして根拠を探してからエントリーしましょう


まとめ

曜日による市場の傾向の違いは大きいです。

特に金曜日のバイナリーオプション取引は、大衆心理によって予想外の値動きをする可能性も高く難易度も上がっています。

曜日ごとの特徴をしっかり理解して勝率を上げましょう。
 

ポイント①月曜日は土日の影響が大きく現れる。
②火曜日から木曜日は穏やかな値動き
③金曜日は注文が急増する時間帯に注意

バイナリーオプションは毎日エントリーしなければいけないわけではありません。

曜日ごとの傾向をつかんだ上で、経済指標のチェックをしっかり行い、安定した取引を目指しましょう。

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この記事を書いた人
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出身:大阪府

趣味:釣り・旅行

投資歴:10年

サイト管理人の田中国男です。

僕がBO初心者の時、詐欺業者に入金後、資金を持ち逃げされて悔しい思いをしました(泣)
以来、必死に勉強して徐々に勝率を上げ今では専業トレーダーに。
僕のような被害者を生まないために2015年、このサイトを立ち上げて有益な情報を発信しています!

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  1. こめお より:

    米国勢が市場に参入する時刻(夏時間で22時半、冬時間で22時半)
    ↑気になったのでコメント※夏時間と冬時間は同じ?

    • admin より:

      ご質問いただきありがとうございます!
      こちら大変失礼いたしました。冬時間23:30が正しいですねm(__)m

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