ハイローオーストラリアの画像

バイナリーオプションの両建て手法、理解できてますか?【勘違い撲滅】

両建てとは、一つの銘柄(為替でも株式でも)に対して、売りのポジションと買いのポジションの両方を同時に保有することです。同じ数量のポジションを両建てすれば、通常のFXや株の信用取引などではそこから利益も損失も固定されますので、追証がかかりそうなときや、中長期の運用で一時的に逆に動きそうなときなどに使われます。

このページでは、両建て手法でのバイナリーオプション攻略について考察してみました。

バイナリーオプションで両建て手法ってあんまり聞かないわよね?

とはいえ、知ってると知らないは大違いですよ。テクニカルアナリスト監修の記事なので、きっとバイナリーオプション攻略に役立つハズです。

両建てのメリットとデメリット

一般の取引での両建てのメリット、デメリットについて簡単に説明します。両建てのメリットは、主に以下の2点です。

  1. 損失がそれ以上増えないので、追証や強制ロスカットを回避できる。
  2. タイミングよくどちらかを外したり、ポジション量を調整すれば損失にならずに逃げることが可能。

そして、バイナリーオプションにおける両建てのデメリットは以下の2つになります。

  1. 両建てをしている限り、絶対に利益は増えない。
  2. そもそも予想と逆に動いているときにすることが多いので、どちらかを外すタイミングが難しい。

やっぱり両建ては必要ないのかな?

バイナリーオプションで両建ては有効なのか

先程一般のトレードでの両建てについて説明しましたが、ではバイナリーオプションでの両建ては有効なのでしょうか?

結論から申し上げますと、バイナリーオプションの両建ては『限られた条件』、または『限られた場面』では有効と言えます。通常のバイナリーオプション(ハイロー取引)ではペイアウトが2倍以下ですので、最初から両建てをすることに意味はありません。

バイナリーオプションの両建て手法の有用性はかなり限定的です。

考える男性の画像

『限られた条件』、というのは下の項目で説明する特殊な条件でのバイナリーオプションを提供している業者のことです。その業者であれば最初から両建てをすることが有効なケースがあります。

特別な条件のバイナリーオプションを提供している業者でトレードすることが『限られた条件』ですね。

また、『限られた場面』、というのはテクニカル的に当初のポジションと逆のエントリーをすることにメリットがある場面のことです。当初のエントリーが判定時間を迎える前に、新規のポジションを取ることで結果的に両建てになる時間が出てくることがあります。

結果的に両建てで利益が取れる状況になることが、『限られた場面』です。

その場合は、結果的にバイナリーオプションでも両建てが有効に働いているということとなります。

バイナリーオプションで両建てが有効な条件

上で説明している『限られた条件』というのは、一部の業者で提供している「タッチ」という、判定時刻までに設定された価格に一度でも到達したら勝ち、という取引です。これは、一口のペイアウト金額が決まっていて(たとえば1万円)、現在価格と設定価格との乖離幅によって証拠金額が変わる、というものです。乖離幅が小さければ証拠金が9000円、大きければ1000円、といった形になるのです。

注意喚起の画像

これに両建てを使うのは、指標の発表などで大きな変動があることが予想されるときに、高い設定価格と低い設定価格の両方にポジションをとる、つまり両建てするというものです。証拠金の額の合計が1万円より小さければ、どちらかにでも大きく動けば利益になります。

そんな取引方法があるのね!!

ただし、「タッチ」取引はどの業者でも扱っているわけではなく、また変動がありそうなときには離れた設定価格でも証拠金額が上がる場合もあります(業者が設定するので常に流動的です)。そのためそれほど両建てチャンスは多くはありません。

※2019年現在、タッチが利用可能な海外バイナリーオプション業者は存在しません。

え!?じゃあ両建てで稼ぐのは無理ってこと…?

業者が閉鎖されたので、現時点では無理ですね。諦めて次の攻略法を見てみましょう。

ハイローで両建てが有効な場面

ここでは、バイナリーオプションで最も一般的な「ハイロー型」取引、つまりエントリーした価格から上がるか下がるかで勝敗が決まる取引で、テクニカル的に両建てが有効な場面について考察します。

両建てポイント①レンジ相場での短期取引

東京時間の昼休みや、13時~14時、あるいはロンドンフィックスが終わり、欧州勢の取引がなくなる深夜1時からニューヨークの取引終了の1時間前の朝5時(夏時間は4時)など、値動きがない時に両建てを活用します。この時間帯には、明確なトレンドがなくある程度の値幅で行ったり来たりする場面が出現することがあります。

イナリーオプションでの両建ての画像

この時に、30秒取引や1分取引などの短期取引で、瞬間的に高値を付けたらLOWエントリー、安値を付けたらHighエントリーをすることを繰り返す方法です。前の取引が終了する前に次のエントリーということが増え、結果的に両建てになるケースが出てきます。

高値と安値にタッチしたら反対にエントリーするのね。

意図して両建てをするのではなく、気づいたら両建てだった、というパターンですね。

ちなみに、実は2017年7月3日まではハイローオーストラリアにおいて両建て手法は非常に有効な手法でした。というのは、それまでは「アット・ザ・マネー」つまりエントリーと同値での終了は「引き分け」で投資額がそのまま戻ってきたのです。

ところが、2017年7月3日以降、ハイローオーストラリアは「アット・ザ・マネー」を負け判定にする、と規定を変えましたので、それ以降はメリットが減っています。ただ、それでもレンジの幅がある程度あるときには有効な場面はあります。

ハイローオーストラリアじゃあこの手法は微妙ってこと!?

勝てないわけではありませんよ。あと、ハイローオーストラリア以外の業者を使うのも微妙なので、なんとも言えないところです。

両建てポイント②逆張りエントリー時、抵抗線を抜けてトレンド相場が伸びた時

レンジ相場で、サポートライン、レジスタンスラインでの逆張りエントリーをしている時に、重要なラインを抜けてくる、ということはよくあります。その時、ラインが重要であればあるほど抜けた後の動きも強くなります。

チャートの画像

当然、エントリーしたポジションは永遠に戻ってこないところまで持っていかれますが、その際に順張りで両建てするのが有効な手段です。同額のエントリーですとマイナスになりますが、厚めにエントリーすればプラスにすることが出来ます。

厚く張った方が勝利すれば、差し引きで利益になるということですね。

両建てポイント③エントリー後大きく伸びた後の逆張り

エントリーした後、想定しているよりも大きく、また早いタイミングで予想した方向に延びることがあります。判定時間までまだ時間が残っている段階でそうなって、重要な抵抗線や移動平均線などにタッチした場合、そこから反転することもあります。そういったポイントで逆張りのポジションを持つと有効なことがあります。

エントリーした後に両建てタイミングが来るかもってことね。

想定した方向に急激に伸びた後は、両建てチャンスとして待ち構えているのもアリですね。

両建ての実践ポイント

前述したバイナリーオプションで両建てが有効な場面について、具体例を挙げて紹介します。下は、『逆張りエントリー時、抵抗線を抜けてトレンド相場が伸びた時』の両建て実践例です。

上の項目の、両建てポイント②の実践例ですね。

バイナリーオプションの両建てポイントの画像

これは、ドル/円の5分足チャートです。直近の高値に到達したところで、前回も上ヒゲで二回押し戻されているので、逆張りのLOWエントリーをしました。ところが

バイナリーオプションの両建てポイントの画像スタンスラインを上抜けてきたのでHighエントリーで両建てにしました。結果、大きな陽線で終了となりました。この際、元々あったLOWエントリーのポジションを0になる前に転売する、という手もあるのですが、こういったレジスタンスライン、サポートラインを抜けるときはスピードが速く、間に合わないケースが多いです。ですから、ポジションを倍入れるなどの対応が現実的です。

次は、両建てポイント③の実践例を紹介します。

エントリー後大きく伸びた後の逆張り

バイナリーオプションの両建てポイントの画像

上は、ポンド/円の5分足チャートです。どちらかといえば下落基調で動いてきたところで、少し戻しが入りました。この、戻したところのボリンジャーバンドの3σ、かつ120本移動平均線(5×120=600=10時間)にタッチしたところでTurboの5分判定でLOWエントリーします(黄色で囲ったローソク足の途中)。
下は、この5分足の中を1分足で表示したものです。

バイナリーオプションの両建てポイントの画像

エントリー後急落し、1分足を1本挟んでさらに大きく下げて、最大40pips近く下げています。横の線は上位の足(1時間足)のチャートで何度もレジスタンスとなっているラインですが、ここを超えてなおかつボリンジャーバンドの3σにタッチしました。

判定時刻にはまだ2分残っていますが、ここで両建てとなるHighエントリーをします。その後すぐ反転し、さすがに40pipsも下げていますので全戻しとはなりませんが、ほぼ半値戻しになり、LOW,HIGHどちらも勝ちとなりました。

このポイントを探すのが大変そう…

そこは、相場に張り付いて頑張って探すしかないですね。慣れてくると、自然と見つけることができるようになりますよ。

バイナリーオプションで両建てをするときの注意点

バイナリーオプションの両建ての実践攻略例を解説しましたが、両建てを実践するためには多くの注意点があります。一つ一つ解説していきます。

小さすぎる値幅での反復狙いはドローが増える

レンジ相場での短期取引で両建てを使う場合、先に申し上げましたようにアット・ザ・マネーが負け判定ですので、ドロー負けが積みあがる可能性があります。特に、バイナリーオプションは短期取引ですので、次から次へと両建てエントリーしてしまうと損失が膨らむ恐れがあります。

チャートの画像

また、なかなか動かないと精神的に参ってしまう可能性もあります。バイナリーオプションでは、ある程度の値幅があって、なおかつそれなりに売買があるポイントが見つかった時のみ両建てを使いましょう。

ハイローオーストラリアはドローは負け判定だったよね?

ですね。なので、まったく値動きがないときは控えましょう。

抜け後の両建てはダマシに注意

抵抗線(レジスタンスライン、サポートライン)を抜けた後、順張りで両建てする場合、いわゆるダマシに注意しないといけません。つまり、抜けたと見せかけてヒゲを付けて戻ることがあるので、抜けた瞬間に飛びつくと失敗することが多くなります。

対策としては、下位の足(15分足で見ているのであれば5分足、5分足で見ているのであれば1分足)のチャートで、ローソク足が、ライン抜けが確定してから両建てのポジションを取る方法があります。

チャートの画像

また、その時間帯がトレンドの出やすい時間帯かどうかにも注意をしないといけません。欧州時間の始まりの時間(午後4時前後)から欧州の指標発表の多い18時前後や、ニューヨーク勢が入ってくる21時からロンドンフィックスの深夜1時(夏時間0時)前後までの時間は、比較的トレンドの出やすい時間帯ですが、そういった動きのある時間以外は、瞬間的に抜けてもすぐ戻ることも多いです。

より慎重に行くのであれば、あえて両建てにせず次の足まで待ったほうがいい場合もあります。

どうやって見分けたら良いの??


完全に見分ける方法はないですね。時間帯から判断して、危険が大きいと感じたら見送りましょう。

大きく伸びていないのに逆張りはしないこと

エントリー後すぐに予想通りの方向に動き、そのスピードが速いと、バイナリーオプションでは判定時間までまだ間があるので、「それまでに戻ってしまわないか?」と不安になってしまいます。

前述の例のように30Pips,40pipsの値幅があれば、両建てして両方利益ということもありますが、4~5pipsの幅であれば、値動きの大きい時間帯であれば、さらに伸びたり、逆に大きく反転したりすることが増えてきます。こういった場面であわてて両建てをすると片方のポジションが負けになることも多いです。

同額なら片方負けたら結局損になっちゃうしね。

ですから、利益方向に動いているが十分な値幅がなく、なおかつ不安になるのであれば、バイナリーオプションでは両建てをするよりも転売を考えるほうが妥当です。

チャートの画像

そもそも、逆張りを考えるべき抵抗線や移動平均線が近くにあるポイントでは、最初のエントリー自体がリスクの大きいところで入っていることになります。何か見落としがあってエントリーしてしまい、それが運よくプラス方向に動いるのであれば、まずマイナスにならないうちに「転売」が正解でしょう。

堅実派は、『両建て』よりも『転売』がオススメです。管理人も、基本的には転売をするようにしています。

抵抗線の重要度に注意

大きく伸びた後の逆張りで最も注意しなければならないのは、反転する根拠があるかどうかです。単に下幅が大きいから反転するだろう、という安易な両建てをすると、トレンドが発生しているときは簡単にやられます。また、根拠の薄い抵抗線での逆張りも危険です。

あるいは、大きく伸びた理由が要人発言など、何か材料があった場合には、場合によっては100pips単位で動くこともあります。ですから、バイナリーオプション取引前はニュースや経済指標の発表などをチェックし、急激に動いた理由を把握することも必要です。

チャートの画像

もともとのポジションで利益が出ているわけですから、よっぽどの根拠があるポイントでなければ、あえて両建てをせず「1勝したから良し」とすべきです。下の記事に、バイナリーオプション攻略において必ずチェックすべき6つの経済指標をまとめているので、チェックしてみてください☟

やっぱり経済指標はチェック必須なのね。

そうですね。知らないままでは余計な負けが増えるだけですよ。

冷静さを失わないこと

最初のポジションが損失方向に動いている時の両建てには特に注意が必要です。バイナリーオプション初心者の方は特に、思っているのと逆方向に大きく動いて動揺し、マイナスを何とかしないといけないと思い、冷静さを失って両建てをするケースがよくあります。

両建てに根拠がなければ、負けを認めたくないがための悪あがきでしかなく、さらにマイナスを増やす悪循環に陥ります。(売りあがり、買い下がりのエントリー追加もそうですが。)大抵はHIGHもLOWも両やられ、という結果になると思います。

憤慨する男性の画像

バイナリーオプションで一番大事なのは「メンタルコントロール」であることを肝に銘じて、冷静にみて両建てが有利な場面かどうかを判断しましょう。

バイナリーオプション初心者の頃、わけも分からずエントリーしまくり、負けまくり、狼狽した記憶があります。『両負け』は想像以上に精神がやられるので、要注意ですよ。

まとめ

バイナリーオプションでの両建て攻略法についてまとめましたが、基本として通常のFX取引との違いを心得ないといけません。

通常のFXの両建てには追証や強制ロスカットの回避という目的がありますが、バイナリーオプションの場合は、必ず判定時間が訪れますので、追加資金や強制決済という概念はありません。ですから、積極的に両建てをすること(逆のポジションを持つこと)にメリットがある、つまりそれで利益が取れる、もしくはマイナスを打ち消すことが出来る根拠がなければ両建てをやる意味がありません。

そう考えますと、バイナリーオプションにおいて両建てをする場面というのは限られてきますが、逆に短時間で大きく利益を取れるチャンスとも言えますので、狙ってみるのも面白いでしょう。

やっぱり難しいわ…

当サイトの中でも、テクニカルアナリストに監修いただいた記事は難しい内容が多いです。ですが、他のサイトよりも良い攻略法であるという自負があります。


上の記事では、バイナリーオプション攻略に役立つ手法やテクニックをすべてまとめています。この記事を読み終えた貴方に、是非チェックしてほしい情報です。


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